出版社内容情報
今求められる「対話的で深い学びの創造」。
2020年完全実施の新学習指導要領のキーワードは「主体的・対話的で深い学び」です。それに先んじること20年、まさにその先駆けともいうべき取り組みを続けてきた「学びの共同体」の理論的指導者が佐藤学氏(学習院大学特任教授)。「行動する教育学者」として日本各地・アジア各国の小中学校を訪問し、教師と協同して学校を内側から改革する取り組みを長年にわたり行い、圧倒的な成果を上げてきた現代教育学界の第一人者です。
第1部 学びの共同体の現在 20年の改革を経て
第2部 ジャンプの学びによる探究の共同体
第3部 学びの共同体の国際ネットワーク 変わるアジアの学校
を通して、新学習指導要領移行期1年目の本年、新時代に求められる「対話的で深い学びの創造」とは何か?を佐藤氏が示します。
すべての教育関係者必読の書。
佐藤 学[サトウ マナブ]
著・文・その他
内容説明
新時代に求められる対話的で深い学びの創造。学校改革・授業改革のエッセンスがこの一冊に!
目次
第1部 学びの共同体の現在―20年の改革を経て(学びの共同体の挑戦―改革の現在;学力向上のダブル・バインド;質の高い学びを求めて ほか)
第2部 質の高い学びを創造する―探究の共同体(協同による質の高い学びの創造へ;地域からの学校のイノベーション;ジャンプのある学びをデザインする ほか)
第3部 学びの共同体の国際ネットワーク―変わるアジアの学校(揺れ動くアジアの学校―改革のジレンマ;東アジアにおける学びの共同体の最前線;学びの共同体の国際交流 ほか)
著者等紹介
佐藤学[サトウマナブ]
1951年広島県生まれ。教育学博士、学習院大学特任教授、東京大学名誉教授。三重大学教育学部助教授、東京大学教育学部助教授、東京大学大学院教育学研究科教授を経て現職。アメリカ教育学会名誉会員、全米教育アカデミー会員。日本教育学会元会長、日本学術会議第一部元部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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