出版社内容情報
「大人の発達障害」は、実は可能性の塊です
空気が読めない、仕事の段取りが下手、時間の管理が苦手……などの特性がある「大人の発達障害」。それによって社会とのズレが大きくなると、日々の生活や仕事がうまくいかず、人間関係に悩んでしまうこともあります。一方で、その独特な感覚や感性を活かすことができれば、普通の人にはまねのできないようなことをやってのけることも少なくありません。
そこで、発達心理学の専門家と、発達障害の当事者に、「大人の発達障害」について、たっぷり解説していただきました。
同僚、上司など周りにいる方がちょっとしたサポートをするだけで、劇的に問題が軽減し、新しい価値を生み出すことができるかもしれません。本人が気をつけるべきポイントとともに、サポートのコツをお伝えします。
発達障害の人は、得意なことを生かす場があれば、2人分、3人分の働きができる可能性があります。ユニークなデザイン力、ヒラメキ力、芸術的センス、猪突猛進の行動力などを持ち前の能力をじっくり育てていきましょう。
【編集担当からのおすすめ情報】
時間管理が苦手だったり、物事の整理が下手で困っている人がいたら、それは「大人の発達障害」かもしれません。「障害」とはいえなくても、その傾向を持っている人はたくさんいると思います。
診断の有無に限らず、「うまくいかないな」「何となく生きづらいな」と感じている人、身近に当てはまる人がいるなら、ぜひ手に取ってみてください。
内容説明
空気が読めない、仕事の段取りが下手、時間の管理が苦手…などの特性がある「大人の発達障害」。それによって社会とのズレが大きくなると、仕事がうまくいかなかったり、精神的に参ってしまったりする。一方で、その独特な感覚や感性を活かすことができれば、普通の人にはマネのできないようなことをやってのけることも少なくない。そこで、発達心理学の専門家と、発達障害の当事者が、「大人の発達障害」について、たっぷり解説。本人が気をつけるべきポイントとともに、同僚、上司など周りにいる人がサポートするコツをお伝えする。
目次
第1章 「大人の発達障害」の正体
第2章 片づけられない、仕事がどんどんたまっていく…―生きづらさは、こうすれば解消できる1
第3章 人の話がわからない、他人の思いが理解できない…―生きづらさは、こうすれば解消できる2
第4章 あなたの周りに、理解してくれる人はいますか?
第5章 発達障害は、「特別」ではない
著者等紹介
田中康雄[タナカヤスオ]
児童精神科医、臨床心理士。北海道大学大学院子ども発達臨床研究センター教授などを経て、札幌で「むすびめ」を開院。「発達障害のある人の悩みを和らげる」べく、献身的な支援をしている
笹森理絵[ササモリリエ]
精神保健福祉士、発達障害ダイバーシティサポーター。発達障害の当事者として、発達障害の子を持つ親として、あるいはその経験を活かした支援者として、さまざまなメディアで積極的に発言している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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さおり
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
ぼんくら
進☆彡19@雰囲気重視
踊る猫