ガガガ文庫<br> やがて恋するヴィヴィ・レイン〈5〉

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ガガガ文庫
やがて恋するヴィヴィ・レイン〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094517163
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

悪逆の道を行く災厄の魔王ルカの運命は!?

「何百万人死傷しようが構わない。おれはファニアのために世界を焼く」。

史上最大の軍勢を率い、すさまじい勢いで進撃するルカはいつしか「災厄の魔王」と呼ばれ、世界そのものを敵に回していた。
自由と平等を否定し、武力による変革を断行するルカに、ルナ・シエラ共和国第二執政カミーユは反旗を翻すことを決断する。
一方、アステルには「そのとき」が迫り――。
恋と会戦の物語、驚愕と慟哭の第五巻。

犬村 小六[イヌムラ コロク]
著・文・その他

岩崎 美奈子[イワサキ ミナコ]
イラスト

内容説明

「何百万人死傷しようがかまわない。おれはファニアのために世界を焼く」。史上最大の軍勢を率い、すさまじい勢いで進撃するルカはいつしか「災厄の魔王」と呼ばれ、世界そのものを敵に回していた。自由と平等を否定し、武力による変革を断行するルカに、ルナ・シエラ共和国第二執政カミーユは反旗を翻すことを決断する。一方、限られた生命を生きるアステルには「そのとき」が迫り―「あの歌が、あたしがあんたのそばにいるって教えてくれるよ」。いよいよ舞台が大きく動き出す激動と感動、恋と会戦の物語、第五巻…!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

50
フェニアを取り戻すためにすさまじい勢いで帝国へ向け進撃するルカ。「災厄の魔王」と呼ばれ世界そのものを敵に回すルカに、共和国の第二執政カミーユは反旗を翻すことを決断する第五弾。帝国との対決に向けて脇目も振らずに邁進するがゆえに敵が増えてゆくルカと、限られた生命を生きるアステル、そして諦めず自らの戦いを始めたファニア。ままならない状況に何とも切ないエピソード、そして迎えた必然の結末ではありましたけど、こういう期待を裏切らない匙加減が絶妙ですね。意外な正体の判明から物語も転機を迎えて、続巻が早く読みたいです。 2018/01/18

さばかん

47
グレイスランド大戦。しかしジェミニの秘密兵器により…。メルヴィル…、誇り高き騎士を私は忘れない。ありがとう。ガヴー…、無事でいるかな、君ならしぶとく生きてそうだ。アステル…、第一印象は生意気でうざい女だったけど、今は君のことが大好きです。元々ヴィヴィ・レインを捜すために始まった物語。金を稼ぐために始めた傭兵稼業。とんでもない旧友と再会してしまったがためのこの結末。ルカとミズキは1から出直し。覚醒めるヴィヴィ・レイン、立ち会うファニア。序破急の急、三界を巻き込む本当の戦いは、これから始まる。「楽園で会おう」2019/01/27

まりも

43
ファニアを取り戻すため、兵を死地へと送り戦争に明け暮れるシリーズ第四弾。世界そのものを敵に回すルカ、刻一刻と迫るアステルのタイムリミット、囚われの身となったファニア、そんな彼らの運命が大きく動き出す今回。もう面白すぎて震えが止まらないレベルでヤバい。読んでる最中色んな感情でグチャグチャになって兎に角大変でした。表紙とカラー口絵で予感はしてたけど、いざその時が来るとやっぱりツライな。それぞれの場所で始まった新たな戦い、そして遂に現れた物語の鍵を握るヴィヴィレイン。これは次巻も目が離せない展開になりそうだ。2018/01/18

むっきゅー

35
これはヤバイ。ボク的は今年度暫定1位の面白さです。ファニアを奪われたルカが、ジェミニを倒して取り返すためだけに全面戦争を引き起こす。千年に一人と言われる軍事的才能を等しく持った二人。周辺諸国を平定した後の最終決戦。しかし、磐石とは言えないルカの政治基盤の綻びを的確に突くジェミニの権謀術数により、戦い以前にルカの戦略が崩されていく。壊走するルカに、ついにその瞬間が訪れる。アステルのタイムリミット。そして、ついに明らかになったヴィヴィレインの正体。1巻からの伏線が一気に回収され、本当の物語がここから始まる!2018/01/20

まるぼろ

33
さて今巻、ジェミニに攫われたファミアと再開する為にルナ・シエラ共和国軍を率いリヴァノヴァ帝国に向かい版図を拡大させていく中、そのやり方で第二執政カミーユと意見が衝突するが…と言うお話です。今巻もとても面白かったです。今巻はエロイカのカミーユへのハニートラップの件も含めて全てジェミニに良い様に操られてしまって結果…と言う印象が強いですし、メルヴィルが本当にあと一歩…と言う所で…など大変厳しい内容でした。なのでそんな折の最後にアステルまで…と言った感じからのあの展開には、→2018/02/06

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