小学館文庫<br> 突きの鬼一 夕立

個数:
電子版価格
¥693
  • 電書あり

小学館文庫
突きの鬼一 夕立

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月26日 17時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094065459
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

殿さま、絶望!暗殺の黒幕は、わが母!?

民百姓のため、延いては美濃北山三万石のためと思い布令した年貢半減令が、股肱の臣たる城代家老・伊吹勘助の切腹をまねくに及び、藩主・百目鬼一郎太は進退窮まった。賽の目は百発百中いい当てても、家臣の本音を読み違えたのだ。
すでに他界した前藩主、父百目鬼十号と奥方の座を一郎太の妻静に譲った母桜香院の間には二人の男子があった。桜香院はなぜか、一郎太を疎んじ、次男重二郎を寵愛する。一郎太の決断は早かった。渋る重二郎を説き伏せて藩主代理を承諾させると、その足で江戸に向かった一郎太は、中山道板橋宿の手前で、護摩の灰を追い払ってやったのが縁で、江戸三大青物市場のひとつ、駒込土物店を差配する槐屋徳兵衛方に身を落ち着ける。だが、御家を離れた一郎太の江戸暮らしは、平穏無事ではなかった。槐屋は近隣を仕切る町名主で、なんだかんだと揉め事の仲裁に忙しい。居候の一郎太も肘枕で寝ているわけにもいかず、駆り出される。そんな折、博打の虫が騒ぎ出し、中山道の板鼻宿で知り合った女親分の賭場に遊んだ一郎太が武士の一団に襲われる。相手は二天一流の大垣半象、二度と刃は向けませんと誓った国家老黒岩監物の配下だった。


【編集担当からのおすすめ情報】
気鋭の時代小説作家が
満を持して書き下ろす
新シリーズ二冊同時刊行第2弾!

鈴木 英治[スズキ エイジ]
著・文・その他

内容説明

母桜香院が寵愛する弟重二郎に藩主代理を承諾させた百目鬼一郎太は、竹馬の友で忠義の士・神酒藍蔵とともに、江戸の青物市場・駒込土物店を差配する槐屋徳兵衛方に身を落ち着ける。暮らしの費えを稼ごうと本郷の賭場で遊んだ一郎太は、九歳のみぎり、北山藩江戸下屋敷長屋門の中間部屋で博打の手ほどきをしてくれた駿蔵と思いもかけず再会し、命を助けることに。そんな折、国元の様子を探るため、父の江戸家老・神酒五十八と面談した藍蔵は桜香院の江戸上府を知らされる。桜香院は国家老・黒岩監物に一郎太抹殺を命じた張本人だった。白熱のシリーズ第2弾。

著者等紹介

鈴木英治[スズキエイジ]
1960年静岡県生まれ。1999年、『駿府に吹く風』(刊行に際して『義元謀殺』に改題)で第一回角川春樹小説賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

91
突きの鬼一「夕立」2巻。百目鬼一太郎、通称鬼一(おにいち) 弟に藩主代理をさせ江戸に出る賭博に出入りしたり、江戸で身を落ち着けている槐屋の主、徳兵衛の無実を晴らしたりの大活躍をするが、藩主としてあるべき姿を学んでいますね。友の藍蔵さんと志乃さんの関係は、鬼一の危機を助けた紫頭巾の正体気になりますね。2019/01/21

48
賭博が好きだったり剣劇を繰り広げたりやってる事は荒っぽいけど爽やかな気分で読める。2023/04/13

ぶんぶん

21
【図書館】殿様放浪記、第二弾! いよいよ、独り暮らしを始めたお殿様。 まあ、御付の人がいるから二人暮らし。 世話になった青物商・梍屋徳兵衛の毒キノコ事件を何とか解決。 さこに、非情な刺客が襲い掛かる、何とか切り抜けるが、又しても怪しの人物が・・・なかなか、凝ったストーリーに、ちょっと追いかけてみたい。 次巻を図書館で借りて来るか。2023/08/01

蕭白

9
結末が気になるので、追っかけます。2020/10/30

ひさか

6
2018年8月小学館文庫刊。書下ろし。二巻同時刊行の内の2作目。毒キノコ事件での徳兵衛の無実を晴らすための殿様の一郎太の活躍が凄くて、熱くなりました。2019/01/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13038858
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。