出版社内容情報
野村哲学の集大成がここにある!
野村克也氏の野球理論は多くの読者から指示を得ており、かつ、その人生哲学も大きな共感を得ています。数多くの含蓄ある言葉や思考法を、野村氏はどこで会得してきたのか? そして、何をバックボーンとして活用してきたのか? 栄光と苦難の野球人生の中で培われてきたことが肉付けされることとなった「幹」、それが孔子の「論語」だったのです。数々の「名言」は、「論語」に重なります。
昨今の「論語」ブームに乗じて、関連書籍・雑誌が多数出版されていますが、単に論語の「文言だけ」では現代に活かせません。また、「解説だけ」では飽きてしまうという状況の中、本書は「論語の現代活用法」を野村氏の言葉から引き出すことができます。つまり、両者から貴重な「訓」を得ることができるのです。著者ご本人にも改めて目を通していただくと、その類似性に改めて驚かれたようです。そこで、時空を超えて「孔子と野村」を重なり合わせてみた本書は、野村ファンはもとより、論語愛好者、人生に悩み迷える方達への指南書にもなっています。
【編集担当からのおすすめ情報】
野村克也氏がこれまで野球の現場で、あるいは解説で、講演会で話してきた「名言」を、その言葉が生まれるに至った背景・状況とともに紹介。そこに「論語」から選び抜いた文言を比較しつつ並べた、人生の指南書。野村哲学の集大成がここにあります。
野村 克也[ノムラ カツヤ]
著・文・その他
内容説明
野村克也の野球理論は広い支持を得、その人生哲学は多くの共感を得ている。本書では、野村が野球の現場で、解説で、講演会で話してきた「名言」をその言葉が生まれるに至った背景や状況とともに紹介する。栄光と苦難の野球人生の中で培われてきた理念の根底には、図らずも孔子の「論語」があり、その貴重な「訓」は、野球人に限ることなく、老若男女数多、すべからく万人に通用する。90年、ヤクルトスワローズの監督就任以来、リーグ優勝四回(日本シリーズ優勝三回)の実績は、確かる理念・理論があってこそ成し遂げられた。深い思索から生まれた野村の一言一句は、常に示唆に富む。
目次
第1章 絶え間なき自己研鑽が人間力を育てていく
第2章 リーダーとしての力を身につけよう
第3章 自分を導く本物の師の見つけ方
第4章 礼節を知り、徳を磨く生き方を学ぼう
第5章 逆境にも負けない強い組織をつくる知恵
著者等紹介
野村克也[ノムラカツヤ]
1935年京都府生まれ。54年にテスト生として南海に入団。戦後初の三冠王に輝く。70年、選手兼監督に就任。ロッテ、西武でもプレーし、80年に四十五歳で現役引退。本塁打王九回、MVP五回などタイトル多数。90年よりヤクルト監督として現場復帰。日本一に三度導く。その後、阪神、シダックス監督、楽天を歴任。09年、楽天を球団初のAクラス(二位)に導くなど指導者としての手腕も高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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