日本人はなぜ戦争をしたか―昭和16年夏の敗戦

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日本人はなぜ戦争をしたか―昭和16年夏の敗戦

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 13X19cm
  • 商品コード 9784093942386
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

いま、すべての30代におくるほんとうの日本人の物語

昭和16年、「内閣総力戦研究所」に軍部・官庁・民間から選りすぐった将来の指導者たちが集められた。それぞれの出身母体に応じて「模擬内閣」を組織し、戦局の展開を予想したのだ。単なる精神論ではなく、兵器増産の見通し、食糧や燃料の自給度や運送経路、同盟国との連携などについて科学的に分析、「奇襲作戦が成功し緒戦の勝利は見込まれるが、長期戦になって物資不足は決定的となり、ソ連の参戦もあって敗れる」という結論を導き出した。この報告は昭和16年8月に、当時の近衛内閣にも報告され、後の首相となる東條陸将も真剣に受け止めていたはずだった。

関川 夏央[セキカワ ナツオ]
編集

鹿島 茂[カシマ シゲル]
編集

船曳建夫[フナビキタテオ]
編集

大岡 玲[オオオカアキラ]
編集

猪瀬 直樹[イノセ ナオキ]
著・文・その他

内容説明

いま、すべての30代におくる、ほんとうの日本人の物語。開戦前夜、若きエリートたちが密かに霞が関に集められた。“模擬内閣”、日米戦必敗の予測―。

目次

第1章 三月の旅
第2章 イカロスたちの夏
第3章 暮色の空

著者等紹介

猪瀬直樹[イノセナオキ]
1946年長野生まれ。『ミカドの肖像』で87年第18回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『日本国の研究』で96年度文芸春秋読者賞受賞。既成の常識に捉われないユニークな視点でつぎつぎと作品を発表、『ペルソナ三島由紀夫伝』『マガジン青春譜川端康成と大宅壮一』『ピカレスク太宰治伝』の作家評伝三部作が話題に。作家活動のほかにメールマガジン「日本国の研究・不安との訣別/再生のカルテ」の編集長。行革断行評議会委員として特殊法人等の民営化に取り組む。政府税制調査会委員、日本ペンクラブ理事・言論表現委員長、日本文芸家協会理事、国際日本文化研究センター客員教授、東京大学客員教授など幅広い領域で活躍中
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yukihiro Fujii

2
太平洋戦争の開戦前に『総力戦研究所による茂木内閣』による検討があったということは私は知らなかった。 読み進んでいくうちに非常にスリリングな展開を感じたと同時に現在でも国家の政策決定のプロセスに何か問題提起されていることを深く感じた。 非常に興味深い内容であった。2013/03/08

ずま

1
社長にすすめられた本。 教科書には書かれていない、歴史の裏側があった。模擬内閣、東條英機…2017/05/15

ラブミーテンダー

1
個々の官僚の優秀さと集団となった官僚の愚かさ。今でも同じ図式が繰り返されていることに背筋がぞっとする。2016/11/13

1
開戦前に負けるとわかっていた!それでも戦争をしなければならない状況とは・・ 現在は、安保法案が可決される中今後はそんなことがないように祈りたい。2015/07/06

海 都

1
自民党の政調会長石破茂氏が予算委員会でこの本をお読みなさいと薦めてたので読んでみた。なかなか面白い本でした。総力戦研究所設立で30歳代のエリート30数名を集めて模擬内閣が現実世界をリードしている。きちんと統計データを把握できる立場にいた人たちが対米戦争回避を主張している。その場所に東條陸将がメモを取りながら臨席していた。数ヵ月後に東條内閣を組閣して戦争突入していく。2010/10/02

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