出版社内容情報
”犯罪”を“文学”に昇華させた渾身の傑作
1968年10月11日、東京プリンスホテルでガードマンが頭部を撃ち抜かれた。
次いで京都、函館、名古屋と飛び火してゆく射殺事件。日本中を震撼させた連続射殺魔・永山則夫の、人間の内面と事件の全貌を鮮烈に描いたノンフィクション・ノベル。
21年間にわたり刑事被告人だった主人公が獄中で執筆した『無知の涙』『木橋』、獄中結婚、そして死刑確定と「犯罪を主題とする文学」を追究し続けた作家・佐木隆三の意欲作。
佐木 隆三[サキ リュウゾウ]
著・文・その他
内容説明
1968年10月11日、東京プリンスホテルでガードマンが頭部を撃ち抜かれた。次いで京都、函館、名古屋と飛び火してゆく射殺事件。日本中を震撼させた連続射殺魔・永山則夫の、“人間”と事件の全貌を鮮烈に描いたノンフィクション・ノベル。21年間にわたり刑事被告人だった主人公が獄中で執筆した『無知の涙』『木橋』、獄中結婚、そして死刑確定と「犯罪を主題とする文学」を追究し続けた作家・佐木隆三の意欲作。
目次
一〇八号
少年逮捕
無知の涙
獄中結婚
死刑確定
著者等紹介
佐木隆三[サキリュウゾウ]
1937年(昭和12年)4月15日‐2015年(平成27年)10月31日、享年78。朝鮮咸鏡北道(現在は朝鮮民主主義人民共和国)生まれ。1976年『復讐するは我にあり』で第74回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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