出版社内容情報
地に足がついた本格伝奇SF!
平凡な大学生、南丸洋二。就活をひかえながら、のんびりと唯一の特技、念力による穴空けに精出す日々。だが、彼の微細な超能力ははるか、時を超え戦国の世の「丸神の里」と結びついていた!
ごく普通の大学生の日常から、壮大な歴史伝奇SFへと広がっていく高揚感、スケール感は、ちょっと類を見ない物!
主人公ののんびり、ノンポリ感とうらはらに物語は急展開を告げる!
解説、推薦に今、大人気の思想家、内田樹氏を迎えた
岩明均の傑作を文庫で一気にご堪能あれ!
【編集担当からのおすすめ情報】
内田樹氏も面白いと太鼓判!改めてその読み応えを感じます!
第10話 手が届く 第11話 不穏な動き 第12話 グリゴリオ暦 第13話 頼之さん 第14話 いやなテレビ 第15話 正面のアップ 第16話 丸川町民あらわる 第17話 セミナーあしまい 第18話 原則として秘密
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちんれん
7
連休6冊目 主人公が超能力に目覚めた。2016/11/21
紫雲寺 篝
6
幸子の兄高志に目をつけられたナン丸は、力の使い方を教えられる。幸か不幸か、ナン丸の才は発揮していき、同時に発生した事件により、段々と大事になっていく。丸神頼之の登場に騒然となる一同だったが……!?多方面から謎が考察されていき、次第に収束していく感がある。それにしても読み応えがあるな。あと、作者の特有の描き方なのだろうが、キャラが結構あっさりした性格をしているな。あっけらかんとしている。こういう漫画を読むと、能力はもっとしっかり隠せよ、とは思うがナン丸はまだ上手くやってる方か。どう決着がつくのだろう……。2016/10/24
本を読むのは寝室派
4
(良作)1巻同様、話の方向性がみえないにもかかわらずワクワク先が気になる楽しい展開の。2024/01/07
ししゃも
4
主人公の能天気さと物語のテンションの高さで、本当は意味不明すぎて恐ろしい話なのにドロドロしてない。その分、時折表れる町の異常性だとか頼之の存在には心底ぞっとさせられる。続きが気になる2012/01/21
文
3
やっぱり、宇宙人?ずっと昔から共存していたのか?なんとなく原発の事を連想してしまった2015/07/31