少年サンデーコミックス<br> 第九の波涛 〈2〉

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少年サンデーコミックス
第九の波涛 〈2〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784091276926
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

出版社内容情報

思いがけない風が、再び海に呼んだ…!!

東京育ちの海老原湊(えびはらみなと)は、
一目惚れした少女のために、縁もゆかりもない
長崎大学に進学するが、
なんと彼女は別の大学に進学していた…!

絶望にくれる湊だったが、
そんな湊を、地元からの進学組・潜木洋介(くぐるぎようすけ)は、
「志のないボンボン」と、軽蔑を隠さない。

しかし、湊も湊で、前時代的な早朝訓練や連帯責任制に
不満を覚えつつ、先輩から、その訓練の意味を聞いて、
深く納得をして以降は、この学校で何かを得たいと思うように。

そんなこんなで、ファーストコンタクト最悪のふたりが、
なんと同じ部に…!?

でも、言いたいことも言えない潜木に、
言いたいことははっきり言う湊が…ポイズン、
どころか、いいクスリで!?

反発し合いながら、呼び合う2人。
海が引き寄せた2人の海図は、いったいどこまで
描かれるのか!?










【編集担当からのおすすめ情報】
真面目に進路を選んだ人が偉いわけじゃ無くて…

偶然や思いつきでも、その選んだ進路を、楽しめるほうが
人生って楽しい。

そう背中を押してくれる、作品です。

食べていくためだけなら、海洋資源の多様性を知る必要も無いし、
クジラを育てて食べる試みもなくったっていいですよね。

でも海の無限の可能性が楽しいから、海を知ろうとする人がいるように、
人生も、無限の可能性があるから、全然未知の進路を選んだって
かまわないわけで。

人は何かを選んでしまったら、進路として戻れない局面がいくつかあるものですが、もし湊のように縁もゆかりもない大学に行ってたらどうなっていただろう…そんな想像をするだけでも、楽しい作品ですので、是非、大人の人も、大人未満の人も、手にとっていただいて、ぜひ、「酔狂だけど」「実利的な」水産学部生のキャンパスライフを、追体験をしてみてください!














草場 道輝[クサバ ミチテル]
著・文・その他

高谷 智裕[タカタニ トモヒロ]
監修

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かなっち

3
1巻が面白かったので、引き続き2巻も手に取りました。本格的に始まった水産学部でのキャンパスライフに、ワクワクしながら読んだのですが。某防衛大学のような過酷な早朝訓練や厳しい上下関係に、度肝を抜かれて背筋が伸びる思いでした。自分がしろと言われたら無理ですが見てる分には面白く、そこで生まれる連帯感や先輩の優しさが良かったです。そして、1巻では好きになれなかった主人公のウザさが、ちゃんと自分の意見を言える勇気と、相手の意見を受け入れられる素直さに好感度がアップしました。で、好きな子を追いかけて入学したのに、→2022/09/27

池野恋太郎

3
もう少し展開してほしい。面白くなくはないけど、面白いかと言われたらそんなに面白くないと答える。設定や題材はいいけどなんか暗い。2020/09/02

3
☆☆☆★★ 読了。作者自身も巻末で描いているように、農大の『銀の匙』や防大の『あおざくら』とは同じジャンルの作品と言えるだろう。しかも大学生活における上下関係や肉体的しごきの辛さという意味では防大に近くて、産業としての「水産」に焦点をあてれば農大に近いという、性質的にはちょうど間にあたる作品になりそうだ。奇しくもいずれの作品も同一誌…「サンデーらしさ」というものが垣間見えるようだ。物語の内容的にも、上記2作品のレベルまで持っていければ十分かもしれないが、まずは、単なる「学部案内」以上のドラマを期待したい。2017/12/15

チューリップ

1
好きな子を追いかけて水産学部に入ったけどその子はいなかったという展開からどうするんだろうと思ったけどキツそうだけどそれなりに大学生活楽しんでいるっぽくてちょっと安心した。自分が納得出来ないとちゃんと質問してたりとか異端なんだろうけどそういう事出来るのは素直に凄いと思った。サークル勧誘の強引さが凄くて笑った。巻末読んだら今はそこまで厳しくないみたいなので色々変わっていくんだなと思った。2018/11/26

きのと

1
なんかもうちょっと魅せるところがないと厳しくないか。銀の匙みたいなセンスが2018/08/29

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