出版社内容情報
世紀の天体ショー金環日食はこの本と共に!
2012年5月21日、金環日食が日本の広範囲で見ることができます!
東京で見られるのは173年ぶりと江戸時代以来! また日本で、これだけの広範囲で金環日食が見られるのは平安時代以来932年ぶり! 今回の金環日食は「史上もっとも多くの人に見守られる金環日食」になるとも言われます。
学習まんが『名探偵コナン理科ファイル』シリーズで好評の、最新の理科と+名探偵コナンがタッグした本書には、「特製日食観測メガネ」が付属。オリジナルの特製フレームに、ヨーロッパの厳しい品質基準「CE」規格をクリアしたフィルターシートを組み込んだ観測メガネは、類似品とは一線を画すはっきりくっきりのクリアな視界です!
ノートでは、日食の基本知識から観察方法と記録方法、2012年中に見られる金環日食以外の天体ショーについて、また2012年以降に見られる皆既日食・金環日食について、そのほか日食と双璧をなす月食についてなど、日食・月食にまつわる基礎基本のすべてを、まんがと文章、そしてイラストやCGで紹介します。
この貴重な天体ショーを、「安全に」かつ「楽しく観測」するための準備が、この一冊で整うこと間違いなしです。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書の目玉は、なんと言っても超一級のフィルターを贅沢に使用した日食観測メガネが付属していることです。安全性が高いのはもちろんですが、他に類を見ない“くっきり”“はっきり” した見え心地を保証します。内容盛りだくさんの観測ノートと共に、一生に一度とも言うべき世紀の天体現象をぜひ楽しんでください。
2012年5月21日、金環日食が起こる!/2012年6月6日、金星の太陽面通過が起こる!/2012年8月14日、金星食が起こる!/特製! 日食観測メガネの使い方/私たちが生きている太陽系の世界!/日食はどうして起こるんだろう?/日食にもいろいろな種類がある!/欠けるのは太陽だけじゃない!/日食にまつわる神話や遺跡を知ろう!/欠けた太陽をピンホールで観察しよう!/これから見ることができる主な日食/金環日食観測用スケッチ用紙
【著者紹介】
1960年、福島県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程中退。東京大学東京天文台を経て、現在国立天文台天文情報センター長教授。理学博士。流星、彗星など太陽系小天体の観測的研究のかたわら、最新の天文学の成果をメディア出演、執筆などをとおしてやさしく伝える広報活動でも活躍。また2006年、国際天文学連合(IAU)「惑星定義委員会」委員のひとりとして、冥王星を惑星から除外する決定に参加。著書に『ガリレオがひらいた宇宙のとびら』(旬報社)、『星の地図館シリーズ』『小学館の図鑑NEO 星と星座』(共著、小学館)など多数。