集英社新書<br> 選択的夫婦別姓はなぜ日本を変えるのか

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集英社新書
選択的夫婦別姓はなぜ日本を変えるのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087214208
  • NDC分類 324.62
  • Cコード C0236

出版社内容情報

【「家制度」の開始から130年。突破口はここにあった!】
明治期に始まる「家制度」により夫婦は同じ姓を名乗ることとされた。そして今でも多くの女性が結婚により改姓を迫られている。戸籍と民法が作るこの構造は、夫婦間だけでなく、日本社会全体でも男性優位の状況を作り出してきた。この現状をどう変えていけばよいのか。
福沢諭吉やホッブズを専門とする著者が、政治思想的アプローチをもとに、フランスの婚姻制度なども参照しつつアクチュアルな問題に迫る。「選択的夫婦別姓」をめぐる議論が進む今、必読の一冊。

◆目次◆
第一章 女性差別の問題をどのように考えるか
第二章 江戸時代
第三章 明治から第二次世界大戦時までの変化
第四章 終戦から現代までの変化
第五章 女性をめぐる現在の問題(1)─「戸籍」
第六章 女性をめぐる現在の問題(2)─「性別分業」
終 章 どのような社会を作るか─「ユートピア」の意味

◆著者略歴◆
中村敏子(なかむら としこ)
1952年生まれ。政治学者、法学博士。北海学園大学名誉教授。75年、東京大学法学部卒業。東京都職員を経て、88年、北海道大学法学研究科博士後期課程単位取得退学。主な著書に『福沢諭吉 文明と社会構想』『トマス・ホッブズの母権論――国家の権力 家族の権力』『女性差別はどう作られてきたか』。翻訳書に『社会契約と性契約――近代国家はいかに成立したのか』(キャロル・ぺイトマン)。


【目次】

内容説明

明治期に始まる「家制度」により、夫婦は同じ姓を名乗ることとされた。そして、今でも多くの女性が結婚により改姓を迫られている。戸籍と民法が作るこの構造は、日本社会全体でも男性優位の状況を作り出してきた。この現状をどう変えていけばよいのか。福沢諭吉やホッブズを専門とする著者が、政治思想的アプローチをもとに、フランスの婚姻制度なども参照しつつアクチュアルな問題に迫る。「選択的夫婦別姓」をめぐる議論が進む今、必読の一冊。

目次

第一章 女性差別の問題をどのように考えるか
第二章 江戸時代
第三章 明治から第二次世界大戦時までの変化
第四章 終戦から現代までの変化
第五章 女性をめぐる現在の問題(1)―「戸籍」
第六章 女性をめぐる現在の問題(2)―「性別分業」
終章 どのような社会を作るか―「ユートピア」の意味

著者等紹介

中村敏子[ナカムラトシコ]
1952年生まれ。政治学者、法学博士。北海学園大学名誉教授。75年、東京大学法学部卒業。東京都職員を経て、88年、北海道大学法学研究科博士後期課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

18
明治期に始まった「家制度」が作った社会構造を歴史的に分析し、突破口として選択的夫婦別姓を位置づける1冊。男女が職分分担する比較的対等だった江戸時代から、明治政府に中国由来の父権的家父長制と西洋由来の夫権的家父長制を組み合わせた制度で、結婚した女性が夫の「家」に入り同姓とされる仕組みが作られて、戦後の民法改正で入籍・同一戸籍同一氏・戸籍筆頭者という形で温存され、擬似的な家制度が続く現状。著者はこれが性別分業や政治・経済の男性優位を支えてきたと分析していて、社会のあり方そのものを問い直す1冊になっていました。2026/08/15

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