集英社新書<br> 後継者不足時代の事業承継―当事者の視点で考える

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集英社新書
後継者不足時代の事業承継―当事者の視点で考える

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087213867
  • NDC分類 335.13
  • Cコード C0234

出版社内容情報

人口減少や産業構造の変化にともなう「後継者不足」に直面する日本の企業。
経営者や後継者を対象とした講演やセミナーを行い、自身も事業承継の当事者であった著者は、とりわけファミリー企業に携わる当事者が抱く葛藤や不安、孤独感を実感したという。
どうすれば事業を円滑に継承できるのか。事業の継続のために大切なこと、必要なことは何なのか。
2009~20年まで「大塚家具」の社長を務めた著者が、実体験も交えながら解決の糸口を提案する。

【目次】
はじめに
第一章 葛藤の構造~「家」vs.「株式会社」
第二章 ファミリー企業のガバナンス~「制度」vs.「リアリティ」
第三章 サステナビリティと事業承継~「生産」vs.「再生産」
第四章 事業承継とM&A~「ファミリー」vs.「非ファミリー」
第五章 キャリアと人生と事業承継~「個人」vs.「ファミリービジネス」
事業承継当事者とのQ&A
おわりに

【著者略歴】
大塚久美子(おおつか くみこ)
埼玉県生まれ。1991年、一橋大学経済学部卒業。クオリア・コンサルティング代表。
94年、大塚家具に入社、96年取締役。経営企画、営業管理、教育研修等の長を歴任。
2004年に退職し、翌年、クオリア・コンサルティング設立、代表に。
09年、大塚家具社長就任。14年7月に社長職を離れるが、翌年1月に再任。
20年の退任後は現職。明治大学グローバル・ビジネス研究科特別招聘教授。
本書が初の著作となる。


【目次】

内容説明

人口減少や産業構造の変化にともなう「後継者不足」に直面する日本の企業。経営者や後継者を対象とした講演やセミナーを行い、自身も事業承継の当事者であった著者は、とりわけファミリー企業に携わる当事者が抱く葛藤や不安、孤独感を実感したという。どうすれば事業を円滑に継承できるのか。事業の継続のために大切なこと、必要なことは何なのか。二〇〇九~二〇年まで「大塚家具」の社長を務めた著者が、実体験も交えながら解決の糸口を提案する。

目次

第一章 葛藤の構造~「家」VS.「株式会社」(ファミリービジネスにとっての事業承継;事業承継における責任の所在 ほか)
第二章 ファミリー企業のガバナンス~「制度」VS.「リアリティ」(ファミリー企業にとってのコーポレートガバナンス;シェアホルダーとステークホルダー ほか)
第三章 サステナビリティと事業承継~「生産」VS.「再生産」(事業の継続にはなぜ世代交代が必要なのか?;昭和一〇〇年のベンチャー型事業承継 ほか)
第四章 事業承継とM&A~「ファミリー」VS.「非ファミリー」(M&Aは事業承継の最後の手段;売られる側から見たM&Aの特殊性 ほか)
第五章 キャリアと人生と事業承継~「個人」VS.「ファミリービジネス」(人生の選択としての事業承継;私にとっての家業と家族 ほか)
事業承継当事者とのQ&A

著者等紹介

大塚久美子[オオツカクミコ]
埼玉県生まれ。1991年、一橋大学経済学部卒業。クオリア・コンサルティング代表。94年、大塚家具に入社、96年取締役。経営企画、営業管理、教育研修等の長を歴任。2004年に退職し、翌年、クオリア・コンサルティング設立、代表に。09年、大塚家具社長就任。14年7月に社長職を離れるが、翌年1月に再任。20年の退任後は現職。明治大学グローバル・ビジネス研究科特別招聘教授。本書が初の著作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

75
(2025-186)読み始めてから気がつきましたが、著者はあの「大塚家具」の元社長。外野から見るとドロドロのお家騒動にしか見えなかったけれど、内容を見るとなるほどねと思うことも多い。家業の継承は難しい、特に代々続く企業ではなく、カリスマ創業社長の後は。企業、特に上場企業であれば、会社は個人の持ち物ではないはずであるが、それを理解できない場合にこうしたことが起こるのだろう。最も昭和的な創業者の時代はもうほぼ終了しているので、これからはそうしたトラブルは少ないだろう。寧ろ継承者がいないと言う問題が…。★★★2025/12/06

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