出版社内容情報
人は生まれ育った環境に大きな影響を受ける。今の日本はとりわけ経済的要因で人生が左右される。
飢え、住む場所がない、非正規雇用の増加など「見える貧困」も問題だが、習い事や修学旅行に行けない、誕生日のお祝いをしないなどの「体験格差」、さらに自己肯感や忍耐力、協調性などの非認知能力が育たない「見えない貧困」も蔓延している。
自ら貧困家庭で育ち、その体験を書籍化した著者が、貧困が連鎖するメカニズムや、そこからの脱出がいかに困難かを、実体験やデータを交えて分析。
同時に東京大学大学院教授山口慎太郎との対談で、「親から子に受け継がれるもの」を考察し、貧困を断ち切るための政策・方法を検討していく。
ヒオカ
ライター。1995年生まれ。
社会問題からエンタメまで様々なテーマで取材・執筆。
著書に『死にそうだけど生きてます』(CCCメディアハウス)『死ねない理由』(中央公論新社)がある。
中川家、ちゃんみな、HANA、羽生結弦、平手友梨奈、東京ゲゲゲイが大好き。
X:@kusuboku35 Instagram:@hioka35
内容説明
人は生まれ育った環境に影響を受ける。今の日本はとりわけ経済的要因で人生が左右される。飢え、住む場所がない、非正規雇用の増加など「見える貧困」ばかりか、習い事や修学旅行に行けない、誕生日のお祝いをしないなどの「体験格差」、さらに自己肯定感や協調性などの非認知能力が育たない「見えない貧困」も蔓延している。自ら貧困家庭で育ち、その体験を書籍化した著者が、貧困が連鎖するメカニズムや、そこからの脱出がいかに困難かを、実体験やデータを交えて分析。同時に東京大学大学院教授山口慎太郎との対談で、「親から子に受け継がれるもの」を考察し、貧困を断ち切るための政策・方法を検討していく。
目次
第一部 見えない貧困は連鎖する(「健康的で文化的な最低限度の生活」;貧困は精神的余裕を奪う;「ズルい」「贅沢だ」で切り捨てられるもの;大人の貧困は同情されない;貧困問題は人権問題である ほか)
第二部 ヒオカ×山口慎太郎 学問の最先端から見えてくる、現実を変える方法(「非認知能力」の格差とは;「非認知能力」は後天的に身につけられるか;保育所利用の問題点;学歴が高いと、しつけの質も高くなる理由;「非認知能力」を形成するには ほか)
著者等紹介
ヒオカ[ヒオカ]
ライター。1995年生まれ。社会問題からエンタメまで様々なテーマで取材・執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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