集英社新書<br> 完全解説 ウルトラマン不滅の10大決戦

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集英社新書
完全解説 ウルトラマン不滅の10大決戦

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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087211771
  • NDC分類 778.8
  • Cコード C0274

出版社内容情報

テレビ放映から55年、映画『シン・ウルトラマン』も公開予定など、いまだ幅広い世代に人気を誇る『ウルトラマン』。
だが、「怪獣と戦う空想特撮作品」にもかかわらず、そのバトル自体にフォーカスした本はこれまでなかった。
そこで小学生時代に本放送を見て以来の大ファン、漫画家のやくみつる氏が「10大決戦」を選出し、ライター佐々木徹氏とともに、“ウルトラマンになった男" スーツアクターの古谷敏氏に、戦いの舞台裏を聞いていく。
ゼットン、ジャミラ、ゴモラ…はもちろん、意外な怪獣も登場。
さらに、ウルトラマンが新世紀エヴァンゲリオンやブルース・リーの映画に影響を与えた話、スペシウム光線誕生に力道山が関係していた裏話、ウルトラマンがなぜあの怪獣にあの技を使ったのか、なぜあの怪獣を倒さなかったのか…など、鼎談は思いがけない展開に。
巻頭カラー口絵では、ウルトラマンと10大決戦怪獣の、懐かしのバトルシーンも掲載!

【著者略歴】
古谷敏
1943年生まれ。1966 年に『ウルトラQ』のケムール人に抜擢され、そのスタイルが評判を呼びウルトラマンのスーツアクターに。
翌年、ウルトラセブンではアマギ隊員を好演。『ウルトラマンになった男』(小学館)

やくみつる
1959年生まれ。漫画家、好角家、珍品コレクター、その他肩書多数。
『ウルトラQ』『ウルトラマン』に造詣が深く、今回もその豊富な知識量でさまざまなエピソードを披露。『雑学の威力』(小学館)他多数

佐々木徹
週刊誌等でプロレス、音楽などのライターとして活躍。格闘技、特撮ヒーローもの、アニメ、ブルース・リーなどに詳しい。
『週刊プレイボーイのプロレス』(辰巳出版)など

内容説明

テレビ放映から五五年以上、いまだ幅広い世代に人気の高い『ウルトラマン』。だが、「怪獣と戦う空想特撮作品」にもかかわらず、実はこれまで、そのバトル自体が詳しく分析・解説されたことはなかった。そこで本放送以来の大ファン、やくみつるが「10大決戦」を選出し、“ウルトラマンになった男”スーツアクターの古谷敏に、戦いの舞台裏を聞いていく。すると、『ウルトラマン』という作品の先見性や後のアニメ・映画への多大な影響、そして初めて語られるウルトラマンの秘話が次々と明らかになっていった!

目次

はじめに 前夜祭「2020年から来た怪獣」ケムール人がウルトラマンに
第10位 ゼットン―ウルトラマンの最期のポーズに込められた意味
第9位 アントラー―古谷敏を「本当のウルトラマン」にした脚本家の深い言葉
第8位 ケロニア―ジェームズ・ディーン、ウルトラマン、そして『新世紀エヴァンゲリオン』へと受け継がれたもの
第7位 ギャンゴ―4分10秒の大激戦で露呈したウルトラマンの致命的“弱点”
第6位 ザンボラー―俳優は命がけ!火焔地獄の戦いで見せた円谷プロの特撮魂
第5位 ジラース―黒澤時代劇を受け継ぎ、ブルース・リーにも影響を与えた一戦
第4位 ジャミラ―全39話中、ウルトラマンが唯一脇役となった名作
第3位 シーボーズ―ウルトラマンの心情と父性があふれ出る優しい一戦
第2位 ゴモラ―「人間の身勝手さ」と「戦いのむなしさ」を感じさせた怪獣
第1位 ダダ―ウルトラマンの技が一番美しくキレッキレだった戦い

著者等紹介

古谷敏[フルヤサトシ]
俳優。『ウルトラQ』の怪獣役で見せたスタイルの良さが評判を呼び、ウルトラマンのスーツアクターに抜擢

やくみつる[ヤクミツル]
漫画家

佐々木徹[ササキトオル]
ライター。週刊誌等でプロレス、音楽の記事を主に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

80
やくみつるさんが選んだウルトラマンと怪獣との『戦い』ベスト10!ゲストは古谷敏さん、進行は佐々木徹さん。やくさんが3分間の戦いのみに焦点を当て、スーツアクターとしての古谷さんの動きや怪獣アクターさんの受け方の素晴らしさを面白おかしく解説、その度に当時の事を思い出す古谷さんからは今まで聞いたことも無いお話しが飛び出してきました。本を読みウルトラマンを観返してみると動かないマスクや怪獣の顔が、笑っていたり泣いていたり、とっても表情豊かなものに見えてきます。2021/08/19

keroppi

76
数多くの書籍がある「ウルトラマン」たが、この本は、怪獣との戦いに焦点を当てた対談。ウルトラマンを演じた古谷敏さんに、マニアックなやくみつるさん、佐々木徹さんが絡み、実に楽しい。何より、古谷さんがウルトラマンになりきり、皮膚感覚さえ感じ、感情までも表現していたという事実が素晴らしいし、その当時の映画人の気概まで伝えてくれる。そして、火や水や土埃までもが、戦いを作り上げていたのだ。ウルトラマンの戦いがブルース・リーに影響を与えていたとかの驚きの話まで出てくる。あらためて、ウルトラマンの戦いを見返したくなった。2021/10/17

Tomomi Yazaki

31
本書は、佐々木徹氏司会で、漫画家のやくみつる氏と、その長身とスリムな体形でウルトラマンに抜擢された過去を持つ古谷敏氏との座談会です。テーマは、ウルトラマンと怪獣の戦いです。因みに古谷氏はケムール人とラゴンも演じ、しかもウルトラ警備隊のアマギ隊員でもある。彼よると、ウルトラマンの時の猫背の姿勢は、理由なき反抗のジェームスディーンを真似たものだそうだ。そしてそれがエヴァンゲリオンに引き継がれている。なんと感慨深き事実。話はそれだけではない。まだまだ知られざる真実がここで明らかにされる。それは読んでのお楽しみ。2021/08/21

Y2K☮

27
怪獣との「格闘」に特化したベストバウト10選。ウルトラマンのバトルには殺陣師が存在しない。スーツアクター、特にウルトラマン役を務めた古谷敏さんの感性とアイデアが重要だった。結果は決まっているけど制限時間内にいかに最高の勝利を見せるかが本当の勝負。そのためには場の状況や相手の体型&得意技に合わせた柔軟且つ説得力のある戦略が求められる。まさに佐々木氏の好きな昭和プロレス。やくみつる氏のマニアック・キングぶりにも敬服した。ジャミラの回のギリシャの国旗なんて誰も気づかない。あとブルース・リーの映画に興味が沸いた。2021/08/01

Nao Funasoko

27
ピックアップされた10大決戦には、ウルトラ怪獣のツートップといえるレッドキングもバルタン星人も登場しない。 その反面、同じくランクインはしないにも関わらずヒドラやウーに纏わるエピソードが取り上げられるあたりの匙加減がいかにも曲者やくみつるの面目躍如といったところか。 J.ディーン~ウルトラマン~エヴァンゲリオンや黒澤時代劇~ウルトラマン~ブルース・リーといった"系譜"についてのエピソードや当時の秘話がケムール人~ラゴン~ウルトラマン~アマギ隊員の系譜を持つ古谷敏の口から語られている点も興味深い。 2021/07/22

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