集英社新書<br> 大学はもう死んでいる?―トップユニバーシティーからの問題提起

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集英社新書
大学はもう死んでいる?―トップユニバーシティーからの問題提起

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087211061
  • NDC分類 377.1
  • Cコード C0237

出版社内容情報

東京大学 東大 オックスフォード ハーバード 大学改革 入試改革 センター試験 大学入試 文系学部廃止 文理融合 文理複眼 リベラルアーツ スーパーグローバル大学 京都大学 京大

内容説明

今、大学は歴史的に見ても大きな変革期にある。世界の多くの大学が、いわば瀕死の状態に陥っており、とりわけ日本の大学が抱える問題は根が深い。幾度となく改革が試みられるものの、ほとんど成果が上がらないのはなぜなのか。本書では、オックスフォード大学教授の苅谷剛彦と、ハーバード大学でも教えた経験のある東京大学大学院教授の吉見俊哉が、それぞれの大学を比較し、日本のトップレベルの大学が抜け出せずにいる問題の根幹を、対論を通じて浮かび上がらせる。

目次

第1章 問題としての大学
第2章 集まりの場としての教室
第3章 社会組織としての大学
第4章 文理融合から文理複眼へ
第5章 グローバル人材―グローバリゼーションと知識労働
第6章 都市空間としての大学―キャンパスとネット

著者等紹介

苅谷剛彦[カリヤタケヒコ]
1955年、東京都生まれ。オックスフォード大学教授。専門は社会学、現代日本社会論

吉見俊哉[ヨシミシュンヤ]
1957年、東京都生まれ。東京大学大学院情報学環教授。専門は、社会学、都市論、メディア論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

122
2020/1/22 喜久屋書店北神戸店で購入。 2020/1/27〜1/30 読む順リストを大幅に飛ばして読む。 東大とオクスフォード大の教授お二人による対談形式で日本の大学と欧米の大学についての分析と批評が繰り広げられる。欧米がすべて良いわけではないが、文科省主導の日本の大学改革が良い方向に向かっていないのは明らかで、そのあたりの現状分析は鋭い。また、分析するだけでなく、対策なども議論されており、非常に優れた内容。順番を飛ばして読んだ価値があった。2020/01/30

まると

17
仕事で必要に駆られ、ざっくりと読んだ。ハーバード大で教えた経験のある東大の吉見さんが、中世の面影を残すオックスフォード大で日本社会論を教える刈谷さんの下に押しかけて対談した記録です。グローバル化や文理融合など近年の課題にも触れながら、硬直化した日本の大学の問題点を次々とあぶり出しています。さすが集英社、「北斗の拳」をパロった、どぎついタイトルがついていますが、2人とも問題の深刻さを認めつつ、全然諦めていません。大学に限らず、日本の組織の共同責任体制は無責任を生んでいるという吉見さんの指摘が特に腑に落ちた。2021/02/28

isao_key

13
二人の大学人が4日かけて行った対談をまとめた。お二人とも世界の大学教育にも詳しく、日本のいい点、悪い点、世界基準など興味深い内容が掘り下げられている。日本の大学の最大の問題点は、世界的に通用するユニバーシティとはかけ離れたものになっていること。日本型資本主義の特徴は新卒を一括採用し、OJTで時間をかけて人材育成をする長期雇用であるが、現在はその仕組みが変わっている。しかし大学側は相変わらず以前のままのスタイルで教えている。日本では社会人が学び直したり、専門的な技術を中高年になって学ぶ機会がほとんどない。2020/05/31

mazda

9
教授がアホだから、と言ったら、元も子もないでしょうか…?2020/07/10

見もの・読みもの日記

8
単に英米の大学との比較で日本の大学にダメ出しをするだけでなく、「深い授業」の実践、企業から寄付を集めて実現した「特別教育プログラム」など現場で汗をかいている二人の対論なので読み応えがある。根底にあるオプティミズムとポジティブさに元気づけられる。2020/03/12

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