集英社新書<br> 近現代日本史との対話 戦中・戦後-現在編

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集英社新書
近現代日本史との対話 戦中・戦後-現在編

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  • サイズ 新書判/ページ数 558p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087210682
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0221

出版社内容情報

その時代を動かしてきた原理(システム)で理解する歴史新書の完結編。
日中戦争から現在までを網羅。
平成史も細部まで触れており、同時代史としても価値ある内容に。
高校の新必修科目「歴史総合」対応。

内容説明

国家の営みに従って書かれた通史ではなく、本書は人びとの経験や人間関係をつくり出す動きに着目、それを「システム」と呼び、その推移を追うことで近現代日本の歩みを叙述する。“幕末・維新‐戦前編”に続き、本書は一九三七年の日中戦争にはじまり、第二次世界大戦、敗戦とその後の占領期、そして高度経済成長期を経て、現在に至るまでの道筋を描く。「システム」を通して、近現代日本史を概観すると、“いま”が歴史上の転換期であることが見えてくる。現在をより深く知るための必読書!

目次

第3部 恐慌と戦争(日中戦争と米英との開戦(一九三七‐一九四五年)
敗戦と占領(一九四五‐一九五一年))
第4部 現代日本の形成と展開(サンフランシスコ体制―日米安保と五五年体制(一九五一‐一九六〇年)
経済大国と「六八年」の運動(一九六〇‐一九八〇年)
一九八〇年代の日本(一九八〇‐一九九五年))
第5部 “いま”の光景(一九九五年‐)(「9・11」と「9・17」;正規と非正規、ブラック企業;東日本大震災)

著者等紹介

成田龍一[ナリタリュウイチ]
1951年大阪府生まれ。歴史学者。日本女子大学人間社会学部教授。専門は、近現代日本史。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もりやまたけよし

28
主にアジア太平洋戦争あたりから55年体制位までをサラッと通読して大まかな部分を掴むことが出来た気がしました。この部分は学校の授業では飛ばされてしまうとこです。辛い部分も多いですが、現実を直視する必要があると思います。 本書にはシステムという変な用語が頻繁に出てきます。コレが邪魔になったので、本当に困りました。2023/04/19

さとうしん

11
今巻は日中戦争から現在までをカバー。ベルリン五輪で金メダルを獲得した孫基禎の評価をめぐり、朝鮮は本書の位置づけるシステムBⅠ(統制経済・総動員体制)に対してシステムAの理念(民族)でもって対抗したとか、終戦直後の東久邇宮稔彦首相の唱えた「一億総懺悔」について、この一億は台湾・朝鮮などの植民地人も含めた数であり、東久邇宮が敗戦という事態をまるで理解していなかったといった、植民地あるいはマイノリティをめぐる議論が読ませる。2019/03/05

田中峰和

7
中国だけでも手一杯なのに、なぜ米国まで攻撃したのか不思議で仕方なかったが、日本の総力戦体制に弱者に受け入れられる要素があったからだと納得した。それは旧来の地主・財閥支配体制を解体するある種の社会改革の性格をもっていたからだ。大阪の主婦の呼びかけで国防婦人会が結成され、やがて近衛文麿が大政翼賛会を発会させる。皮肉なことに、総力戦体制の目指した改革は占領軍により実現されるのだから、戦前・戦中と戦後は地続きなのだ。95年以降の三つの裂け目が目立つ。第一が9.11のテロ。第二が貧困と格差。第三がグローバル化。2019/05/23

MrO

2
上下と一気に読む。特に現代史は難しいのだろうが、歴史を研究する人たちの責任として、多くの発言を期待したい。10年後、20年後に書かれる現代史に、現代文明の分岐点として環境問題とそれに起因しているのかもしれない新型ウィルスのことがどう書かれ、同時代の証言として何が記録されるのか、とっても不安ながら、とっても気になる。その頃、私はいないわけだが、20年後の読書メーターにどんな書き込みがなされるんだろう。2021/08/13

MrO

2
後半、つまり自分が生まれて以後の歴史は、身につまされる。2019/03/31

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