出版社内容情報
38年間この競技を見続けてきた生粋のスケートファンである著者がスポーツライターでは絶対に描かないであろう視点で、「羽生の演技の何がどう素晴らしいか」を表現、技術の両面から徹底的に分析する!
内容説明
フィギュアスケート界で人気実力ともにナンバーワンを誇る羽生結弦。しかし羽生のスケーティングを語るとき、たいていの人は「美しい」「観客を引き込む」という曖昧な表現に終始するか、「何回ジャンプを跳べたか」という点をクローズアップするばかりだ。著者は、三八年間この競技を見続けてきた生粋のスケートファン。マニアックな視点で、「羽生の演技の何がどう素晴らしいか」を、表現、技術の両面から徹底的に分析する。羽生以外の現役男子・女子スケーターはもちろん、歴代スケーターたちの名プログラムもフィギュア愛炸裂で語りつくす!
目次
第1章 フィギュアスケートの「本当の魅力」とは(フィギュアスケートはジャンプだけではない;「トータルパッケージ」とは ほか)
第2章 「表現力」「芸術性」とは何か(そもそも「表現力」「芸術性」とは何か?;「芸術点」は過去の概念? ほか)
第3章 羽生結弦の名プログラム ここがすごい(2010年世界ジュニア選手権 フリー;2011年四大陸選手権 フリー ほか)
第4章 平昌オリンピックのシングルスケーターはここがすごい(男子シングル;女子シングル)
第5章 歴史から学ぶ―選手が望むもの、私が望むもの(金メダルを獲れなかった世界チャンピオン;成功は、金メダルでは測られない ほか)
著者等紹介
高山真[タカヤママコト]
エッセイスト。東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業後、出版社で編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鉄之助
佐島楓
澤水月
Koning
けんとまん1007