出版社内容情報
本書は、人格的に成長・成熟した大人として「悔いなく人生中盤以降をまっとうできるよう生きたい」、そう願っている人のために心理療法家がその理路と方法をわかりやすく説いたガイドブックである。
内容説明
今は、大人が真に内面的に成長・成熟した人間として、心から満たされた人生を生きるのが難しい時代である。なぜか。それは、今の日本社会では「いつまでも若々しくあること」といった外的な活動性ばかりに価値が置かれて、「中高年期における人格的成長・成熟」を重視する価値観が育まれてこなかったからである。本書は、人格的に成長・成熟した大人として「心から満足のいく人生を生きたい。悔いなく人生中盤以降をまっとうして生きたい」、そう願っている人のために心理療法家が分かりやすくその理路と方法を説いたガイドブックである。
目次
第1章 日本の大人はなぜ未熟なのか?―「中高年期における精神的な成長・成熟」の大切さ
第2章 成熟した大人の六つの人生哲学
第3章 単独者として生きよ
第4章 人生は思うようにならないもの
第5章 うつは中高年を魂の世界へ導いてくれる扉
第6章 「思いのほか」を楽しむ
第7章 あえて本気で生きる
第8章 魂のミッションを果たす
第9章 「最高に成熟した人格」とは―その心理学的特徴
著者等紹介
諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
1963年福岡県生まれ。筑波大学人間学類、同大学院博士課程修了後、千葉大学教育学部助教授を経て、明治大学文学部教授。教育学博士。日本トランスパーソナル学会会長。臨床心理士。日本カウンセリング学会認定カウンセラー。大学で心理学を教えるかたわら、精力的にカウンセリング活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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