集英社新書<br> ビッグデータの支配とプライバシー危機

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集英社新書
ビッグデータの支配とプライバシー危機

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087208740
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0231

出版社内容情報

オーウェルの小説『1984』の世界がすぐそこに。あらゆる情報がネットに接続されたビッグデータの専制から自由と尊厳を守るには? 欧米の事情に詳しい著者が、新時代のプライバシー権の論点を示す。




宮下 紘[ミヤシタヒロシ]

内容説明

インターネット技術の発展により、世界中の情報がつながり「ビッグデータ」が形成される今、人々のプライバシーは未曾有の危機にさらされている。知らないと危ないビッグデータ社会の落とし穴を、多数の事例をまじえ紹介。ビッグデータの専制と支配から自由と尊厳を守るために何が必要なのか?米国、欧州の事情にも詳しい著者が、新時代のプライバシー権の議論を明快に提示する。

目次

序章 スノーデンの警鐘
第1章 デジタル化の専制
第2章 ビッグデータの覇権とプライバシーの反逆
第3章 プライバシーをめぐるアメリカとヨーロッパの衝突
第4章 日本のプライバシー保護を考える
終章 自由、尊厳、そして尊重

著者等紹介

宮下紘[ミヤシタヒロシ]
中央大学総合政策学部准教授(憲法、情報法)。内閣府個人情報保護推進室政策企画専門職、駿河台大学法学部専任講師、准教授等を経て現職。博士(法学)(一橋大学、2007年)。ハーバード大学ロースクール客員研究員、ナミュール大学法・情報・社会研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

inami

27
◉読書 ★3.5 本書は、「プライバシー(権)とは何か」という問いではなく、「プライバシーはなぜ守られなければならないのか」というもの。ビッグデータのプライバシーのリスクは、データから導き出された自我像が勝手に造られる「プロファイリング」にあり、自分の知らないところで個人情報が収集され、分析され、共有されているということ。本来自分のデータは自分のものだが、アンコントロールになっている。3月リリースのグーグルのウェブブラウザ「Chrome89」には、ユーザ嗜好を分析するAIが組み込まれたようだ。ん〜アブな!2021/05/19

ちくわん

14
2017年3月の本。「ビックデータ」というキーワードに心引かれて…情報処理社会の闇を、垣間見たが、全体としては、私の為になるところはなかった。残念。2020/12/06

のんぴ

12
プライバシーと他の権利・利益とのバランスについての記述が印象に残りました。表現の自由や監視カメラなど、抑制されたり悪用されるのは嫌だけど、しょうがない部分もある。記録が残っちゃうから「忘れられる権利」「むやみに暴かれない権利」も重要。ケースバイケース。購入記録からのおすすめ商品はどうなんだろう。私は参考にしちゃうけど、気味が悪いと感じる人もいるだろう。読書メーターは?思想、信条、興味、関心、いろいろ晒しちゃってるけど。悪用されうるのだろうか?利益が不利益を上回れば許容範囲なのかなぁ。2018/09/09

孤独な読書人

12
監視をするのは国家や大企業だけではない。下手すると個人でも人を監視できる社会になっている。これだけデジタル化された社会ではもう個人情報をコントロールすることは難しくなっている。2017/04/10

Yuichi Tomita

8
なぜプライバシーを守らなければならないのか?という観点から、プライバシー保護についての考察を述べたもの。 同じ著者の「プライバシーという権利」と重複するところも多々ある(こちらの方が古い)。今問題になっているのが、自分の預かり知らないところで情報が集められ、プロファイルされている点だというのは同意。この問題意識から、「ビッグデータの支配」というのがタイトルに入っているのだろう。 著者の指摘の中の個人情報保護委員会による権利救済はもっとあってもいいのかも。2022/08/18

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