出版社内容情報
ツイッターが炎上したり、人と違うことをすると叩かれたり…最近の日本は息苦しい。そんな中、好きなことして生きている芸能界の“異端児"田村淳が初めて著す自分史、日本人論、若者へのメッセージ。
田村 淳[タムラアツシ]
内容説明
ツイッターで意見を言ったら大炎上、一般人からのクレームにメディアや企業は振り回され、人と違うことをすると嫉妬され足を引っぱられる…最近の日本はとかく息苦しい。なぜ他人を叩き、無難を好み、みんなと同じになりたがるのか?そんな空気に抗うように、タレント「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳は、好きなことをやり続け、テレビ以外の分野にも活動の幅を広げている。なぜそんな生き方ができるのか?芸能界の“異端児”が著す初の自分史、日本人論、そして若い人たちへのメッセージ。
目次
第1章 芸能界は息苦しい
第2章 サラリーマンも窮屈だ
第3章 田村淳はどのようにして誕生したか
第4章 『一隅を照らす』生き方
第5章 なぜみんなに認められたいの?
第6章 思考停止と依存体質を脱するために
著者等紹介
田村淳[タムラアツシ]
1973年、山口県生まれ。タレント「ロンドンブーツ1号2号」として『クイズ☆スター名鑑』など、テレビのバラエティ番組を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
70
面白かった!著者はロンブー田村淳。彼がテレビ番組制作の現場で感じていることや、ネットや日本社会への違和感、若者たちへのメッセージなど、現在の自分と日本について感じていることを素直に書き綴った一冊。彼の「常識にとらわれない生き方」の一端が垣間見れた気がしました。「ロンハー」では子供に見せたくない番組1位になるなど、どうしても悪キャラのイメージが強いが、近年は政治・経済問題にも積極的に発言していて彼の意外な一面が窺い知れます。最澄の言葉「一隅を照らす」、自分自身が置かれたその場所で精一杯努力し光り輝くこと。2025/02/18
Emperor
34
これぞまさに個人の見解。違う視点に触れてみるという意味では一読の価値がある。2018/10/23
Carlos
33
社会的、経済的に成功したから言えてることともあるかな。子どもより高齢者に圧倒的に税金を使っている不平等には同意。2021/12/23
リキヨシオ
33
芸人から人気司会者…そして現在は「テレビを生業として楽しいことを追求する人」田村淳さんによる日本人論。芸能界も一般社会も、昔からの風習や当たり前の習慣がある息苦しい村社会なのは変わらない。田村淳さん曰く「今いる場所が居づらいのであれば、とっとと新天地に行っちゃえ」とある。おそらく誰もが一度は脳裏をよぎる事だけど多くの人は実行するよりも現状を受け入れようとする。田村淳さんのすごい所は迅速な行動力と綿密な計画力、そして明確なビジョンにあると思う。田村淳さん曰く思考停止と依存体質は日本人にとって大問題。2017/07/12
テツ
25
お笑い芸人さんとしての活躍はほとんど存じ上げないのだけれど文化放送で土曜日に放送されているラジオを聴いてから田村淳さんが好き。勉強熱心さと誠実さが伺える。知ったかぶりせずに一から自分の思考を積み重ねていく人間は素晴らしい。それなりに自由に生きていかれる力がある方だと思うので、このまま自由に御自身を貫いて頂きたい。2018/09/01