集英社新書<br> 江戸の経済事件簿―地獄の沙汰も金次第

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集英社新書
江戸の経済事件簿―地獄の沙汰も金次第

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087208009
  • NDC分類 332.105
  • Cコード C0221

出版社内容情報

赤穂浪士から心中事件まで。江戸文化研究家が、歌舞伎、文楽、落語、浮世絵に描かれた様々な金銭がらみの事件や出来事を解説。近代資本主義以前の江戸の経済についてわかりやすく説明する。

内容説明

赤穂浪士に始まり、歌舞伎や近松門左衛門の文楽、落語などに出てくる、江戸時代に日本各地で起きた様々な金銭がらみの事件や出来事。江戸文化研究家が、それらが描かれた歌舞伎、文楽、落語、浮世絵などを取り上げながら近代資本主義以前の江戸の経済について多角的な視点でわかりやすく解説する。豪商から貧乏サムライ、遊郭の遊女、賄賂に宝くじまで、お金をめぐる江戸の人間模様を通じて、資本主義の行き詰まりがささやかれる今、経済と金の実相を江戸に学ぶ。

目次

第1章 江戸経済の流れ(江戸時代初期の経済;木綿と絹に見る交易と生産;享保の改革;江戸と大坂;十八世紀後半の経済;化政(文化・文政)期以降の経済
江戸時代の貨幣)
第2章 庶民の暮らし(町人の暮らし;町人の公役と冥加金;歌舞伎の興行;江戸庶民の金銭観)
第3章 商人の興亡(豪商の没落;三井が大成長した理由;奢侈禁止令と町人の工夫;近松作品と金)
第4章 武士のふところ事情(大名家の石高と序列;武士の給料;下級武士のアルバイト;借金棒引き令;頻発する武士の犯罪;身分の売買)
第5章 江戸時代の金融と商習慣(江戸時代の金融;賄賂;棒取り・節季;寺社の商法)

著者等紹介

赤坂治績[アカサカチセキ]
1944年山梨県生まれ。江戸文化研究家、演劇評論家。劇団前進座、「演劇界」編集部を経て独立。歌舞伎、浮世絵をはじめ江戸文化を中心とした著述を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きみたけ

62
著者は江戸文化研究家で演劇評論家の赤坂治績氏。江戸時代に日本各地で起きた様々な金銭がらみの事件や出来事、それらが描かれた歌舞伎・文楽・落語・浮世絵などを取り上げながら近代資本主義以前の江戸の経済について多角的な視点でわかりやすく解説した本。豪商から貧乏侍、遊郭の遊女、賄賂に宝くじまで、お金をめぐる江戸の人間模様を通じて江戸の経済と金の実相を垣間見ることが出来ます。江戸時代初期は政情が不安定なためか「七公三民」だったそうで、手元に3割しか残らないなんてやってらんないですね。2023/04/17

onasu

16
江戸の金銭事情、てな内容で、金銭に纏わるこんなこと、あんなことがあった、という事件簿ではない。また、金銭経済の進展、商いの隆盛を指して資本主義と著しているが、それで語義の正確性が担保されるのだろうか。  タイトルから下世話な話しを期待したが、がっかりと言わざるをえない。2015/11/18

つまみ食い

7
社会の授業でちらっと習った気もするが、江戸時代の年貢の仕組みやそれによる問題(米を基準とした武士・幕府の財政が、米の増産による米価の低下の一方、庶民の購買力増加なども背景とした物価の向上により危機に陥るなど)や寺社の金融機関としての側面などさまざまなトピックがあり勉強になった。歌舞伎、浄瑠璃、俳諧など文芸の参照も多く、面白い。2024/12/15

shm

4
前半の歌舞伎話よりも、後半の金話のほうがおもしろかった。米で経済が動いていた江戸時代、そして、幕府は腐敗。「江戸は良かった」論に一刺し。2015/10/31

ichiteru

3
歌舞伎を見始めた自分にとって、歌舞伎演目を例に出しながらの話が、非常にわかりやすかった。2015/12/20

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