集英社新書<br> 「おっぱい」は好きなだけ吸うがいい

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集英社新書
「おっぱい」は好きなだけ吸うがいい

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087207668
  • NDC分類 902.8
  • Cコード C0210

出版社内容情報

英米文学者にしてタオイストの著者が、フォークナー、M・トウェイン、ロレンスらと、老子思想のふしぎな共通性に触れながら、今ここにいる喜びと究極のエナジーについて語った。姜尚中の解説も掲載。

内容説明

数多くの古典翻訳で名高い英文学者にして、タオイストである著者が、D.H.ロレンス、フォークナー、マーク・トウェイン、幸田露伴など、偏愛する作家たちと老子思想とのふしぎな共通性に触れながら、今ここにいる喜びと、究極のエナジーの源泉について語った。齢九十一歳、「大自然の母親のおっぱい」を追い求める旅は、終わることがない。政治学者・姜尚中による解説も収録。

目次

序章 大地の「おっぱい」を求めつづけた先だつのことを語ろう(谷の沢地に住んで体感した老子;「おっぱい」を求めつづけた先だつ)
第1章 西欧の伝統精神と火花を散らした、ロレンスの自由精神―D・H・ロレンス(ヨーロッパ的精神と火花を散らしたロレンス;迸るエナジーの色彩言語 ほか)
第2章 「タオ」につながるグレートなバランス感覚―ウィリアム・フォークナー(フォークナーの翻訳は僕の出世作;フォークナーに会って感じた威厳と優しさ ほか)
第3章 「初めの自分」につながる、ということマーク・トウェイン、ウィリアム・ジェイムズ、ラジニーシ、幸田露伴…(「求めすぎる」現代人の神経衰弱;「初めの自分」に立ち戻る ほか)
終章 タオの山脈の連なる解放区へ(タオイストたちとの深いつながり;すべて英文の通路を辿って ほか)

著者等紹介

加島祥造[カジマショウゾウ]
1923年東京生まれ。英文学者、詩人、墨彩画家。信州大学、横浜国立大学、青山学院女子短期大学に勤め、フォークナー、トウェイン、ポーをはじめ、数多くの翻訳を手がける。92年、英語版『老子』から自由な翻訳を試みた『タオ―老子』が話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

法水

5
まずタイトルが素晴らしい。これは昨年末に他界された著者が口語体で訳した『老子道徳教』第二十章のタイトルから取られていて、大いなる母の大自然の発するエナジーの象徴。本書では著者の人生に影響を与えてきたD・H・ロレンス、ウィリアム・フォークナー、マーク・トウェイン、幸田露伴といった作家たちをタオイストと位置づけて語っている。最後の方は著者の身勝手さも感じるけど、その辺りは姜尚中さんが解説でうまくフォロー。高校時代の同級生・田村隆一さんは全集を買うほどのファンだけど、加島さんの詩集も一度手に取ってみるかな。2016/01/10

きたむ

2
「求めない」と「受いれる」と一緒に借りたけど、理解のためには正解だった。この本は加島さんが好きなタオイストの紹介がメインだけど、加島さんがどういう風にタオに傾倒していったかがよくわかる。タオ的なものを愛せるようになったら、頭でっかちの知識の方の競争意識みたいなものは楽になるかも知れない。タオ ヒア ナウなんかもまた読んでみたい。自由な精神というものに僕も憧れがあるのかも知れない。2016/01/12

北条ひかり

2
2時間43分(テキストデイジー版、日本点字図書館に感謝) 英米文学者でタオイストである著者が、ロレンス、フォークナー、マーク・トウェイン、幸田露伴の作品に共感を、エリオット、ヘミングウェイに反感を表明する。タオイスト的に老子との比較は必須なのだろうが、僕にはよくわからない点もあった。全然関係ないけれど、僕はおっぱい星人(定義についてはwikipediaを参照のこと)でもある。2015/02/22

Cazuo Tanaka

0
タイトルはエロっぽいが、中身は自然を愛して大切にしなさいって内容だった。冒頭には、老子道徳経の第二十章を意訳していた。この意訳のタイトルが本のタイトルになっている。加島祥造は、自分にとっては田舎を誉めてくれる数少ない作家です。実家から車で20分ほどのところに老子の境地と重ね合わせながら住んでいる。最近、田舎が恋しく感じる。2015/03/16

Humbaba

0
ある事象に対してどのように解釈するか。それは、各個人の自由である。そのため、同じ物事に遭遇したとしても、それをどう評価するのかは異なってくる。大切なことはその違いを認め、互いに理解し合うことである。自分と違う考え方だとしてもそれを排斥せず、受け入れていくことで新しい発見が得られるだろう。2015/01/25

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