出版社内容情報
日本映画の歴史を概観した書籍として他に追随を許さない『日本映画史100年』の増補改訂版。チャンバラ映画から黒澤映画、宮崎アニメや最新の映画事情に至るまで、日本映画の全てが分かる決定版。
内容説明
日本映画史の全貌を明らかにした集英社新書『日本映画史100年』(二〇〇〇年刊行)。映画ファンの座右の書として、映画を学ぶ人必携のテキストとして、長きにわたり版を重ねてきた。そして刊行から一〇年以上。この間、日本映画は劇的な変貌を遂げた。製作本数の激増、フィルムからデジタルデータへの記録媒体の変化、インターネット配信への配給…本書はそうした日本映画を巡る近年の状況を踏まえ、最新の研究成果も織り込みながら、新たなる論考を加えた増補改訂版にして決定版である。
目次
日本映画の特徴について
活動写真1896~1918
無声映画の成熟1917~30
最初の黄金時代1927~40
戦時下の日本映画
植民地・占領地における映画製作
アメリカ占領下の日本映画1945~52
第二の全盛時代へ1952~60
騒々しくも、ゆるやかな下降1961~70
衰退と停滞の日々1971~80
スタジオシステムの解体1981~90
インディーズの全盛へ1991~2000
製作バブルのなかで2001~11
著者等紹介
四方田犬彦[ヨモタイヌヒコ]
1953年大阪府生まれ。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。批評家として、映画、文学、漫画、都市論、アジア論といった幅広い領域で活動を続けている。1998年『映画史への招待』(岩波書店)でサントリー学芸賞受賞。2014年『ルイス・ブニュエル』(作品社)で芸術選奨文部科学大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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