出版社内容情報
日本各地を旅してきた著者が、浦安、銀座、熱海、四万十、西表島などを巡る。モノカキの原点となった町や昭和の空気をいまだにまとう街など、現在の風景を入り口に記憶をたどる、シーナ流ノスタルジック街ブラ。
内容説明
著者は、自身の原点となった様々な“街”に再会する旅に出る。浦安、銀座、熱海、浅草、四万十川、石垣島の白保、銚子、新宿…。日本各地を巡る旅は、これまでの人生に堆積してきた記憶の断層を掘るかのようで、なつかしい風景に心震わせ、感無量となることもあれば、思いがけず困惑し落胆することもあった。作家の原点となった街やいまだ昭和の空気をまとう町など、現在の風景を入り口に記憶をたどる。
目次
浦安―海は遠くに去りもう青べかもなかった
新橋・銀座―かわらない風もときおり吹いて
武蔵野―雑木林がなくなったなつかしい武蔵野のからっ風
熱海―老衰化「熱海」万感の一五〇〇円
中野―中野ブロードウェイ成功した換骨奪胎
神保町―まだまだ安心
浅草―雨の浅草でよかったような
四万十川―変わらないチカラ
石垣島の白保―珊瑚の海は守られた
舟浮―イリオモテ島「舟浮」チンチン少年を探しに
銚子―地球はまだまだ丸かった 銚子の灯台、近海キハダマグロ
新宿―旅人は心のよりどころに帰ってくる
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944年東京都生まれ。作家。写真家、映画監督としても活躍。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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