出版社内容情報
「世直し」にはまず人と人とがつながること!
閉塞感が募る日本の社会、明るい展望を描くには人と人との支え合いが不可欠だ。元エリート検事と歌舞伎町アウトローの熱血ボランティアがこれからの日本に何が必要か本音で語り合う。
内容説明
東京地検特捜部検事、法務大臣官房長を歴任した元霞ヶ関エリートの堀田力と新宿歌舞伎町であらゆる悩み相談に応じる「日本駆け込み寺」の代表、玄秀盛。救済の仕組みを作る側と自殺寸前の人を水際で救う側、いわば天と地ほども立場の異なるふたりが「ドン詰まり日本」の閉塞状況を打開する方策をホンネで語り合う。人と人とがつながり、支え合う社会の構築が急がれる日本だが、互いが触れ合うぬくもりや声をかけあっての助け合いなど、ゆるいボランティアがその鍵をにぎっている。
目次
第1章 人助けはどうして面白いか(人生後半をボランティアに投じた理由;「HTLV‐1」を「HIV」に間違えて… ほか)
第2章 人を助ける遺伝子(「人のために何かしたい」というDNA;傾聴ボランティアはしんどいけど ほか)
第3章 この世に役に立たない人はいない(若者と中高年のボランティア観;今の二〇代は価値観が違う ほか)
第4章 みんなが社会的強者に(セーフティネットは自立;日本人に根付いていない“自立”の考え方 ほか)
第5章 無関心社会からの脱皮(中途半端な自立意識;偽善でもやったほうが上等 ほか)
著者等紹介
堀田力[ホッタツトム]
1934年生まれ。京都大学法学部卒業。東京地検特捜部検事、法務大臣官房長等を歴任後、さわやか福祉財団理事長、弁護士
玄秀盛[ゲンヒデモリ]
1956年生まれ。中学卒業後、様々な会社を設立・経営するも、白血病ウイルスへの感染が判明してボランティアに目覚め、そのすべてを整理。歌舞伎町に「公益社団法人日本駆け込み寺」を設立して、あらゆる相談に応じている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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reading
けん
しゅんぺい(笑)
dumonde