出版社内容情報
人生を豊かにする「聞く力」とは何か?
8歳の時に障害を負った視覚の代わりに、聴覚を研ぎすますことで、誰よりも鮮やかに周囲の世界を見つめてきた天才ヴァイオリニスト。その人生哲学「聞く力」とは何かを解き明かす。
内容説明
一九九八年のデビュー以来、クラシック界の第一線で活躍してきた天才ヴァイオリニストは、八歳の時に障害を負った視覚の代わりに、聴覚を研ぎ澄ますことで、周囲の世界を見つめてきた。街の雑踏、風音、見知らぬ人たちの会話、ホールに反響する歓声、友人や家族の息遣い、クライスラーのCD、自らが奏でる旋律、そして、胸に秘めた想い―。耳を澄ませば、曇りガラスの向こう側に、鮮やかな光景が浮かんでくる。人生を豊かにする「聞く力」とは。
目次
序章 世界には目を閉じた方がわかることもある
第1章 自分を知る
第2章 クラシック音楽について
第3章 世界と自分をつなぐ道具
第4章 聞こえてくる
第5章 旅の音
第6章 気楽な音楽
第7章 聞く力
終章 私の「四季」
著者等紹介
川畠成道[カワバタナリミチ]
1971年生まれ。ヴァイオリニスト。視覚障害を負った幼少期に音楽の勉強を始める。94年、桐朋学園大学卒業。97年、英国王立音楽院を首席卒業。CD第一作「歌の翼に」と第二作「アヴェ・マリア」がそれぞれ二〇万枚大ヒット。「川畠成道音楽事務所(株)」を設立し、様々なテーマ性のコンサートを開催する一方、国内外で精力的にチャリティを行うなど、社会派アーティストとしても多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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