内容説明
腰痛の本当の原因は、慢性的な不良姿勢と誤った日常動作。まず、身体の仕組みや重力との関係を頭で理解すること。そして、誰にでもある姿勢のクセを改善すること。これで腰痛は克服できる。再発とも別れられる。姿勢矯正のプロが根本から説明する、目からウロコの腰痛改善理論。
目次
第1章 なぜ病院で腰痛が治らないのか
第2章 腰痛のしくみ
第3章 「トリガーポイント」と腰痛
第4章 正しい姿勢の人はいない
第5章 壊れない腰のつくり方
第6章 腰痛防止―体に優しい作業環境づくり
第7章 腰を守る日常動作
補章 腰痛にならないためのゴルフ講座
著者等紹介
伊藤和磨[イトウカズマ]
1976年東京生まれ。腰痛症の改善を主としてパーソナルトレーナー。キネシオロジスト。プロサッカー選手としてヴェルディ川崎、ブラジル・パルメイラス、JEF市原に所属。腰痛のため引退。2002年「Maro’s」開業。日常姿勢や動作パターンから腰痛の本質的な原因を追究、毎年一三〇〇回を超えるセッションを実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うりぼう
79
ドクシー日記に腰痛の話を書いたら「えちごや佐伯」さんにこの本を紹介いただいた。早速、購入したが、母の突然の葬儀が入り、読み終えるのに期間がかかった。腰痛を対処療法で治すのは、無理だと思っていて、エゴスキューやアレクサンダー・テクニークなど、日ごろの姿勢に注目して完治を目指しているが、未だ叶わず。この本も日常のニュートラルポジションの大切さとインナーマッスルの鍛え方、使い方に注目している。自分で腰痛をマネージメントするのである。同じ姿勢を続けないこと、トリガーポイントを弛めること。腰痛持ちの兄にも紹介しよう2011/01/25
ふろんた2.0
18
著者はプロサッカー選手だったが、持病の腰痛のため現役続行を断念。スポーツトレーナーに。非常に参考になったが、自分の今の姿勢をあるべき姿勢に変えていくのは大変そうだ。トレーナーがいないと難しそうだなあ。2014/09/16
たくのみ
11
「運動器の生活習慣病」である腰痛。 ケータイ、パソコン、ネットにゲーム… 姿勢と環境が大きな原因になっていた。 ニュートラルポジション(正しい姿勢) ストレッチ、正しい屈み方 腰痛を予防することは体にやさしい環境作りで 可能になる。そんなことが実感できる本でした。2014/04/08
Humbaba
9
人の骨盤というのは,何もしなければずれてしまうことが多い.座るときには何か物を如くようにしたり,あるいは物を持つときには一方のみではなくて途中で変えるようにしたりすることで,骨盤のバランスをもとに戻す事ができるだろう.2011/01/23
フロム
5
タイトルがいいよね。書いてある内容は腰痛学の最前線と言った内容。腰痛がメンタルや怒りからきてますよと言う内容ではないので注意。こう言うのは本を導入にしてちゃんとセミナーとか行った方がいいと僕は思う。2024/05/13