内容説明
2009年春に世界中を震撼させるパンデミック(世界的流行)をひき起こした豚由来の新型インフルエンザウイルスは、実は四つの異なるウイルスの遺伝子が混じり合って誕生したものだった。インフルエンザウイルスは有史以来人類の脅威となってきたが、その複雑な誕生システムについては意外に知られていない。強毒化も懸念されるインフルエンザウイルスはどのようにして生まれどのようなメカニズムで変異していくのか。ウイルス研究の世界的権威が、対策も含めて新型インフルエンザウイルスのすべてを明らかにする。
目次
序章 パンデミックの兆し
第1章 ウイルス予備知識
第2章 新型インフルエンザ誕生のメカニズム
第3章 新型インフルエンザウイルスの不気味な姿
第4章 「危ない」インフルエンザウイルスは他にもある
第5章 夏の北半球から去らなかった新型ウイルス
第6章 来るべき冬の大流行に備えて
付録 インフルエンザウイルス以外の危険なウイルス
著者等紹介
河岡義裕[カワオカヨシヒロ]
北海道大学獣医学部卒業。鳥取大学農学部助手、米セント・ジュード・チルドレンズ・リサーチ・ホスピタル教授研究員、米ウイスコンシン大学獣医学部教授を経て、東京大学医科学研究所ウイルス感染分野教授、同感染症国際研究センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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