出版社内容情報
従うべき理論がなくなって、どう生きて行けば分からなくなった日本人は、「勝ったか、負けたか」の結果で判断するしかなくなった─本書は、こんな 腑に落ちる 話から始まります。そして、「生きることが幸福でありたいという感情。これこそが経済という人間行為の本質ではなかろうか」と、一筋の光明に向かって、力強く語り始めます。乱世の時代に対する、橋本治からの「解」がぎっしり詰まってます。
内容説明
従うべき理論がなくなって、どう生きて行けばいいか分からなくなった日本人は、「勝ったか、負けたか」の結果で判断するしかなくなった―本書は、こんな“腑に落ちる”話から始まります。そして、「生きることが幸福でありたいという感情。これこそが経済という人間行為の本質ではなかろうか」と、一筋の光明に向かって、力強く語り始めます。乱世の時代に対する、著者からの「解」がぎっしり詰まってます。
目次
第1章 乱世と勝ち組(「勝ち組・負け組」の原理;「乱世」を考える)
第2章 たった一つの価値観に抗する(隠されたトリック;「勝ち組」という基準を持ち出した人達 ほか)
第3章 悲しき経済(経済とはなにか;誰かが考えてくれる経済 ほか)
第4章 どう生きてったらいいんだろう?(なんにも出来ない構造;どう生きてったらいいんだろう? ほか)
著者等紹介
橋本治[ハシモトオサム]
1948年、東京生まれ。作家。東京大学文学部国文科卒。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作受賞。以後、小説、評論、戯曲、古典現代語訳、エッセイ、芝居の演出等で幅広い創作活動を続ける。『宗教なんかこわくない!』で第九回新潮学芸賞、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で第一回小林秀雄賞、『蝶のゆくえ』で第十八回柴田錬三郎賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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