内容説明
「日本では週に何回ぐらい寿司を食べるの?」「お気に入りの寿司シェフは誰?」アメリカ滞在中、何度も質問攻めにあった著者は、ふと気づく。スーパーの惣菜コーナーにはごく普通にパック寿司がおかれ、おしゃれな寿司バーは街のあちこちで大繁盛。SUSHIは日本以上にアメリカで愛され、日常生活に溶け込んでいる!全米各地の寿司ビジネスの現場を訪ね、食べ歩く日々が始まった。客と職人が一緒になって踊りだすディスコ寿司屋、続々と誕生する青い目の寿司シェフたち、そして今や日本に逆輸入されるアメリカン寿司ロール…ダイナミックに変容するSUSHIが教える日米の「食」の明日。
目次
第1章 楽しくなければSUSHIじゃない!
第2章 寿司がSUSHIになった理由
第3章 たとえ「邪道」といわれても
第4章 アメリカ版「すし通」への道
第5章 ガイジン寿司シェフ大奮闘
第6章 寿司の「黒船」を目指して
第7章 回転寿司、ネバー・ギブアップ
第8章 ニッポンの寿司はどこへ行く?
著者等紹介
加藤裕子[カトウヒロコ]
1970年生まれ。生活文化ジャーナリスト。早稲田大学卒業後、女性誌の編集者を経て、99年フリーランスに。同年渡米。The Vegetarian Resource Group(メリーランド州)に籍をおき、アメリカのベジタリアン事情、食生活・健康志向などをテーマに取材、帰国後は日米のメディアで活動している
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