集英社新書<br> 親鸞―悪の思想

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親鸞―悪の思想

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087201024
  • NDC分類 188.72
  • Cコード C0214

内容説明

「善人なほもつて往生を遂ぐ。いはんや、悪人をや」日本思想史において、もっも著明な言説ともいえる親鸞の言葉である。でも、なぜ「善人」ではなく「悪人」なのか。親鸞の弟子唯円によって記された『歎異抄』の中のこの一節を、筆者は、おのれの存在論的悪に目覚めた人間が「悪人」なのだ、ととらえる。他者を排除し犠牲にすることによってしか生きられない自分が「いま」「ここ」に在ることの申し訳なさを自覚すること。この澄み切った「悪の思想」こそ、八〇〇年の時空を超えて、現代によみがえる親鸞の思想の現代的意義なのだ。

目次

序章 悪への視角
第1章 思想史のなかの親鸞
第2章 悪人正機の説
第3章 「信」の構造
第4章 悲憐
結章 悪の比較論

著者等紹介

伊藤益[イトウススム]
1955年、京都市生まれ。筑波大学大学院哲学・思想研究科博士課程修了。文学博士。現在、筑波大学哲学・思想学系助教授。専攻は日本思想
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