コバルト文庫<br> 真皓き残響 神隠地帯―炎の蜃気楼(ミラージュ)邂逅編

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コバルト文庫
真皓き残響 神隠地帯―炎の蜃気楼(ミラージュ)邂逅編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 204p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086016230
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

上杉夜叉衆が、框一族とついに最終決戦へ!
各地で幼い子供が神隠しにあったかのように失踪する事件が続発。しかも戻ってきた子供は不可思議な力を宿していた…。夜叉衆たちは、事件の背景に寿心尼が関わっていることを突き止めるが…!?

内容説明

“神隠し”に遭い、『神通力』を得て戻る子供が急増しているという。その多さに不審を抱いた景虎たち夜叉衆は“神隠し”の起きた村へ赴き、原因を調査することに。景虎は直江とともに未来を予知する少年を訪ね、“神隠し”に遭った先で不思議な尼僧に助けられたことを知る。また、勝長が訪ねた先では宇具奴神を祀る大釜池神社の札を見つけて…。事件の裏に框一族の影が差す!彼らの目的とは。

著者等紹介

桑原水菜[クワバラミズナ]
千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。1989年下期コバルト読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フキノトウ

17
命の期限が曖昧というのは、想像以上にしんどいだろうなと思いました。夜叉衆ピンチ!どうなるか楽しみです。2014/05/11

藤月はな(灯れ松明の火)

16
まるで「今まで喧嘩ばかりしていたけど思春期に入ってから互いを意識して戸惑う幼馴染」の如き表紙に反する展開の重さ。本編とも繋がる部分に何度も遣る瀬無くなります。終わりの見えない調伏の代わりとなる西方浄土へと導く地が生まれるのも、相手から身体を奪うことに悩むのも身体と魂の寿命の繋がりに苦悩するのも400年も続くのだと思うと色んなものが込み上げてきます。神隠しに遭った子供たちが自分の力が至らなかったことから力を手に入れることを選んだという事実も。それにしても蘭稜王があの人に思えてならない・・・・・。2012/09/02

枯伍

11
神隠しから戻った子供に神通力が宿る…そんな場所で消えていく神仏の気配。あちら側っていうと本編の第四部あたりを思いだす。調伏力を失い框との戦いはどうなるのか。不吉な予言を受けた景虎は…? 今回ちょっと景虎がデレてたような気がする。それにも疑心暗鬼な直江に苦笑。2017/10/01

しずか

7
あああww!すごい気になるところで「待て続刊」状態・・・!これはつらい・・・。框一族の設定やら、奇命羅化のシステム、そしていろいろ過去や思惑を抱えたキャラ達。本当に深くて重いです。どんどん引き込まれました。景虎はどうなっちゃうんでしょう?今の肉体を捨てて換生しなおすの?それとも生きながらえる方法を見つけるの?続刊が本当に待ち遠しいですww(><2012/08/02

さとみん

7
まさか色部さんの恋話が読めるとは!前巻の双六の話に続き、個人的に色部さんブームが来てます(笑)それとは別に、あとがきを読んで愕然としました。邂逅編とも15年の付き合いになるとは・・・。2012/04/05

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