内容説明
ラムリアの恐るべき真実に触れてしまったケヴァンとアイザックは、奏を奪還すべく、ついに強行手段へと訴える。だが二人を待っていたのは、ケヴァンの暗い過去を知り尽くしたルドルフの計略だった。一方アースガルズ救済を楯に奏との結合を迫るラム。その正体が暴かれた時、奏の黒い心臓に異変が!?表題作他、移植された心臓をめぐる奏とアイザック、ケヴァンとの絆を描く「三連の鎖」を収録。
著者等紹介
桑原水菜[クワバラミズナ]
9月23日千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。1989年下期コバルト読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅羽
5
これでラムリア編完結かなと思ったら、事態は更に複雑になってきました。全ては次巻でうまく収まるようですが。脳だけで生きるってある意味、究極だな…。そこまで人類が追い込まれる世界…。何だか色々と考えてしまう作品です。短編は切なくて、初期の懐かしさを感じるものでした。2014/09/06
七海華
3
時間を空けて読んだので、横文字の名前の方々が「この人誰だっけ(?_?)」状態に(@◇@)それでも苦しむケヴァンに、萌え萌えの私は、やっぱりフ・フ・腐……のようです。完結しているようなので、なるべく間を空けずに次を読みたいと思います!2012/03/02
京桜
2
あああ。アランが、美咲が、ウルテアが大変なことに!もしかしてウルテアは何か握ってるかもしれないアランの真相、気になります。元々、現役中学生チームでは最強っぽかった美咲がまたまた強くなったなぁ、としみじみ。そして巻を増すごとにケヴァンのトラウマがひどくなってる気がするのはルドルフのせいか?同時収録の短編でもそうだけど、アドルフが大切なのはわかったけど、心中はやめようよ、誰かを思い出すから……。そして本編にまで登場したアイアン・ビー!大暴れを期待ww2011/03/16
フヂヨシ
2
序盤のケの様子とか、ああ桑原作品だなぁという妙な感慨が。話が相当あっちこっちで展開してて、続刊までにアタマから抜けてってないか不安ですが、読んでる最中は気持ちよくどとーに流されておりました。短編のほうは、懐かしくもあり、微妙に必要性に疑問もあり(苦笑)。2009/02/05
iku
1
間があくとまた横文字の方の名前が・・・でも話は気になる2009/04/10