内容説明
“ロキの隠匿石”を追い、神威岩に呑まれてしまった奏。必死に彼を救おうとケヴァンは神威岩を攻撃するが、逆に呪いの攻撃を受けてしまう。それは三日後に死をもたらし、呪いを解くにはラムリアの神官の力が必要だという。奏はケヴァンを救うため、ひとり湖底都市ラムリアへと向かうことに…。一方、地上へ戻るためラムリアの中枢へと入り込んだアイザックは、ある計画を実行するが…。
著者等紹介
桑原水菜[クワバラミズナ]
9月23日千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。1989年下期コバルト読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅羽
3
挿し絵がないのがちょっと寂しかったのですが、今回も様々な事柄が動き出し、色々ともどかしい感じです。アイザックは奏と再会した途端、言動に大人っぽさが抜けていて奏との掛け合いが兄弟喧嘩みたいで面白かったです。しかし、支笏湖や洞爺湖にあんな秘密が隠されていたとしたら…道民としてはワクワクが止まりません(笑)そういえば、この本が発行された時期は洞爺湖サミットがあったんですね。当時札幌からも警備のパトカーが何台も通過するのを眺めてました。2014/08/28
京桜
1
ケヴァンの「心中するべきだった」に、キターッ!と爆笑wwせめて「殉死」にしてくれ……っ!または誰かのように「あなたを殺して私も」とかでも……ないな。それはともかく、ジュードと合流してからのケヴァンは少しずつ自分の中の葛藤と折り合いがつき始めてきたのかな。一方のアイザックは相変わらずグルグルしてて、ケヴァンとアドルフ兄との関係を聞いて更にグルグル……。個々のキャラの葛藤ももちろん、それぞれの勢力も出きった感じはするものの、展開が読めない!2011/02/19
punto
0
追記。2008/09/04
立花真幸
0
★★★☆2010/10/28