内容説明
兄のため心臓を取り戻そうとしていたアイザック。残酷な真実に打ちのめされる奏を守る決意をしたケヴァンは、アドルフの人格生着から逃れる方法を求め、奏とともに「黒い心臓」伝説の残る北海道へと向かう。待ち受けていたのは、古のメッセージを託されたひとりの青年だった。翻弄される奏たちの前に更に生身のアドルフが現れ…。北の大地に眠る謎が運命の鍵を握る。シリーズ急展開。
著者等紹介
桑原水菜[クワバラミズナ]
9月23日千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。1989年下期コバルト読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紅羽
4
アイザックの衝撃の裏切りを経て新章開始。黒い心臓の伝説の調査で舞台は北海道へ。洞爺文明やら支笏湖の湖底に街が沈んでいたりと、道民にとっては衝撃的な展開の連続に驚かされました(笑)昔、友達が支笏湖の底は木が無数に絡んでいて、身投げした死体が絡めとられて浮かばず、死骨湖と呼ばれていたと話していた事を思い出してしまいました。本当か嘘かは分かりませんが怖かったです。2013/09/01
古河
1
ケヴァンがかわいすぎてやばい2013/01/29
京桜
1
奏、内海、美咲、ケヴァンの年少組が大活躍。等身大で格闘するフィギュアっていいな!ここは内海の頑張りどころだな。美咲も恋敵のシャブティになってでも、奏を守りたいとは健気。愛されてるな~wwアイザックの葛藤、ケヴァンのトラウマ、奏や内海、美咲の想いなどなど、ようやく色々見え始め、楽しくなってきた!新キャラのアレクセイ遼太郎とお兄ちゃん(もどき?)と、内海特製フィギュアの活躍にももちろん期待ww2011/02/08
香穂
1
再読。2010/02/01
punto
0
追記。2008/09/04