内容説明
双子の弟を死なせたことで“音”を失ったミュージシャン、曽根崎桜。ようやく活動をはじめた矢先、「夏之が弟の京に似ている」と指摘され、再びバランスを崩してしまう。自ら袋小路にはまっていくような桜の行動を案じる夏之。彼らが結成した期間限定のボーカルユニット「夏々桜」も、問題を抱えたまま解散ライブツアーに突入したが…。ビートロック・ストーリー、ついにクライマックス。
著者等紹介
真藤樹[シンドウタツキ]
1月3日生まれ。都内某女子大の文学部卒業。『春王冥府』で第24回コバルト・ノベル大賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsumi
5
図書館
薫流
1
音が錯覚をくれるんだとして、それをリアルにしたくなってしまう感覚は僕の中にもあって、それでも音だけで繋がってる方がきっと楽だってそんなこと言い含められなくたってわかってて、それなのにどうして、諦めきれないんだろうな。不破の桜への想いに同調して、笑って欲しいって、だって俺は好きだよって、それが理由になってしまって、それが桜を、少しでも救っていたらいいな。ずっと、なんて信じてないなら信じてなくていいから。体現するから。最期に一緒に笑えたら、それでいいじゃない。それが、いいじゃない。 2014/08/09
tsunehisa
0
再読。ラストに向けて、一番しんどい巻。やっぱ夏之はいい男だわぁ。桜と夏之のラブラブなやりとりがもうちょっと見たかった。2014/10/28




