出版社内容情報
稀人ハンター川内イオによる食の革命家探訪記。「稀人」とは常識にとらわれない生き方をし、「世界を明るく照らす稀な人」。そんな稀人を発見し、取材し、紹介するのが著者・川内イオである。本書は、珍しいだけの「稀食」を紹介するものではない。登場するのは、食を通して地域の可能性を拡げる9人。秩父産のメープルシロップ作り、但馬の牛飼いYouTuber、京都の赤い日本酒など林業、酪農、農業、漁業の分野でこれまでにない挑戦をする革命家たち。「おいしい」を越えた彼ら、彼女たちの物語は、ワクワクの連続&生き方のヒントも!さあ、稀人ハンターとともに食×ローカルの可能性を巡る旅に出かけよう。
内容説明
川内イオが日本全国で見つけてきた「食」の稀人たち。「食」を通じて地域を興す、課題を解決する、未知の扉を開ける…ローカル発の「食の未来」がここにある。秩客のメープルシロップ、東京産シェーブルチーズ、京都の紅い日本酒、北海道の大人気ポップコーン…。さあ、稀人ハンターとともに食×ローカルの新たな可能性を探る旅に出かけよう。
目次
第1章 食を通じて地域を興す(秩父産のメープルシロップで起業 カエデを植えて「伐らない林業」へ“メープルシロップ”;経営をV字回復させたお酢屋の5代目が「町」と「人」に投資する理由“酢”;「誰でもできる農業」からの脱却 小麦農家が大人気ポップコーンメーカーに“小麦・ポップコーン”)
第2章 食を通じて課題を解決する(脱サラしてヤギ飼いになるという選択肢 東京産シェーブルチーズ誕生秘話“チーズ”;SNSを駆使して市場を拓く 「一度プライドをぜんぶ捨てた」牛飼いの売る力“牛肉”;ナンバーワンを目指した海苔漁師が全国行脚して伝える「海の変化」“海苔”)
第3章 食を通じて広がる可能性(世界で脚光を浴びる朱色の日本酒を開発 女性杜氏が今、注目する「米」の力“日本酒”;世界に挑む醸造家の新境地 謎の菌と土着酵母がもたらした「畑の味」“ワイン”;「本質」を究めて受賞を重ねる農家の6代目 行列ができる農園の土づくり“メロン・イチゴ・サツマイモ”)
著者等紹介
川内イオ[カワウチイオ]
1979年生まれ、千葉県出身。ジャンルを問わず「世界を明るく照らす稀な人」を追う稀人ハンターとして取材、執筆、編集、企画、イベントコーディネートなどを行う。2003年からライターとして活動をスタート。世界に散らばる稀人に光を当て、多彩な生き方や働き方を世に広く伝えることで「誰もが個性きらめく稀人になれる社会」の実現を目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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モーモー
くすりん
あるぱか
じーも@この度本屋さんとかを開きました
spike