ホワイトルーキーズ〈2〉

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ホワイトルーキーズ〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784074522453
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

北海道の『空知総合病院』で働く研修医四人は、研修開始から三か月がたち、本格的な夏を迎えようとしていた。少しずつ医療現場に慣れつつある彼らであったが、新たな科に配属になるや否や、超緊急帝王切開が必要な妊婦が救急搬送されてくる。母子に命の危機が迫る中、産婦人科医や小児科医たちが必死で母子を救おうとするのに対し、研修医の清水涼子はなすすべもなく立ち尽くすばかり。彼女はなにもできない無力さを痛感し、病院という場所で働く重責を再認識する。小児科に配属された風見司もまた、初日から厳しい出産に立ち会って自分の未熟さに打ちひしがれていた。末っ子の彼は子供にどう対応していいのかわからず、四苦八苦していたが、次第に診察を通して子供に向き合っていく。朝倉雄介は高齢者医療に携わる中、祖母と暮らしていた頃を思い出し、貧しかった昔と、医師として歩み始めた今の自分を見つめ直していた。そんな折、高齢の女性患者の脱走に出くわしてしまう。彼女が向かった場所は―。沢井詩織は人付き合いが苦手ながらも、近頃は患者との対話にも慣れつつあった。しかし一人で患者を回診していたある日、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう。そして夏の終わりに北海道でも新型コロナウイルス感染症が流行し、ついに空知総合病院でも感染者が確認された。四人もコロナ禍で働く現実を実感せずにはいられなかった。

著者等紹介

佐竹アキノリ[サタケアキノリ]
1992年、北海道生まれ。2014年、アルファポリス・ファンタジー小説大賞特別賞を受賞しデビュー。2020年、医師国家試験合格、初期臨床研修を開始。2022年から内科専攻医として勤務中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

44
2巻目に入っても高齢者問題が目につきました。一番驚いたのが、精神科に認知症患者が多数入院している事。空知だからでしょうか?また高齢者の暴言暴力、セクハラには度し難いものがありました。タクシー代わりに救急車、空いているからと軽症での夜間救急診療を受診。こういう人たちにこそ、いかに日本の医療従事者が激務かを知ってもらいたい。2024/02/08

どぶねずみ

39
医者は誰とでもコミュニケーションを取らねばならず、苦手な人は研究職やオペの多い外科を選んだらよい。日本に限った話ではないだろうけど、高齢者医療の逼迫を感じた。高齢者との会話は伝わりにくいことや見栄を張られた会話など苦労の連続だろう。それなら小児科の方がいいかと思うが、ここは親との対話が必要なのだ。コロナ患者の高齢者が息苦しいという理由でマスクを外して医者と対話もする。常識破りの高齢者には耐え難い世界。彼らは何を目指して医者になるのだろうか。将来の医療について心配せずにはいられない内容。どうか彼らに報いを。2022/06/27

tetsubun1000mg

21
筆者の略歴を見ると2020年に医師の国家試験合格して研修医を2年経験後に専攻科に進んでいるようだ。 中堅外科医の中山祐次郎氏の「泣くな研修医」シリーズと同じく現役医師によるの研修医時代のストーリー。 この作品は筆者自身が現役研修医であり、若者らしさもいくぶん違いが出ているように感じた。 ただコロナ時代の始まる時期の設定でリアルに描かれている。 患者と言っても高齢の認知症を患っている人も多く対応が大変なようだ。 患者からの暴言、パワハラからセクハラの被害も受けてしまうのが現状のようで大変つらそうだ。 2022/07/07

papipapipapeace

17
こりゃ、リアルですぞ! 若い研修医の日常から、医療の現場や問題点が描かれておりますが!さわやかな語り口だから、サラッといっちゃう2023/03/13

Cham

17
医療系の小説ではあるがプロフェッショナル的な固い感じはなく、仲間や先輩医師とかかわりながら、研修医たちが人間臭く医師として成長していく姿を描く。2022/06/25

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