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内容説明
前世で勇者だった少年リオンは、従魔となったスライムのスーラと、獣人の双子のアルクとイリスを連れて、目立たないように気ままな放浪生活を送っていた。エルフが住む自然豊かな街、セドリアに向かっていると、その道中、勇者と共に魔王を倒したとされるエルフの英雄の話を耳にする。勇者本人であるリオンにとっては、仲間など身に覚えのない話。困惑しつつも、実際にセドリアで確かめてみようと決める。そしてセドリアに向かいつつ森で双子と戯れていると、複数の生物が戦っている気配を察知した。リオンは魔物に襲われていたエルフの騎士を助けた礼に、「勇者の仲間」とされている英雄、メルテラを祀る塔に入らせてほしいと願うのだが―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
8
勇者時代の仲間と崇められているエルフの少女に会いに行く中、様々な問題に襲われる今巻。―――世界はまだまだ問題だらけ、何故か行く先にいつもいる。 エルフの少女に会いに行く為塔で暴れ回ったり、武闘大会で双子が暴れたり。悪徳貴族を成敗したり。のんびり冒険したい常識知らずのリオンの意図せぬ活躍が更に増す中、双子の名も売れ出す更に世界に与える影響が増していきくすりと笑える回数が多くなる、更に世界も面白さも広がる巻である。新たな仲間も加え向かう先、湖の畔の街の幽霊の噂の真実とは。 次巻も早く読みたいものである。2020/02/01
速水 僚
1
読み放題。元勇者が同じ世界の100年後に転生無双する話。チートすぎる。勇者+αなので、勇者以上、しかも回りは弱体化している世界で際立つ。目立つことを嫌うがどう考えても目立つ。しかも勇者時代に一匹狼で一人でパーティー分のジョブを制覇している。なかなか面白いが、買うには何か足りない気がする。2022/01/09