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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
6
死闘の先、アシュレが英気を養う中、内通者の存在が明らかとなりシオンがジゼルテレジアに協力を仰ぎに向かう今巻。―――聖母生誕、其が齎すは生誕か終焉か。 仲間を蝕む毒、意外な内通者の正体。決戦に次ぐ決戦を繰り広げる中で聖母と化したイリスが遍く救済を広めあの男が敵として立ち塞がる、一つの節目となる今巻。見届けよ、真の愛と執着に気付いた彼女の叫びを。ただ二人を救う為、自らの命を賭けた男の決意を。ここに極まる面白さを是非とも読んでみてほしい。激突、そして改変の先世界はどうなるのか。 次巻も須らく期待である。2020/01/04