内容説明
血糖値が高くても、自覚症状がほとんどないため、深刻に考えない人が多いようです。しかし、ここが運命の分かれ目!高血糖を放置していると、糖尿病、さらには合併症に襲われ、そこから戻ることができません。でも大丈夫!血糖値を下げるために、自分でできる食べ物の選び方、食べ方、生活のコツをご紹介します。
目次
第1章 血糖値って、何だろう?上がると、なぜいけないの?(血糖値とは?体の中で、どんな働きをしている?;なぜ、血糖値は上がるのか?糖が高くなるパターンは二通りある ほか)
第2章 血糖値を下げて、合併症を防ぐおすすめ食材はこれだ!(ごはん―白米よりも玄米や雑穀米のほうが、血糖値が上がりにくい;そば―GI値が低く、抗酸化成分ルチンが血糖値を下げる ほか)
第3章 食べ方の工夫で血糖値を下げる(食べる順番―食物繊維、タンパク質をまず食べ、糖質は最後に;食事の回数―3食分を5回に分けるちょこちょこ食べで、血糖値の急上昇を防ぐ ほか)
第4章 血糖値を下げる運動(運動で血糖値下げ―運動でエネルギーを使うと、血糖値が下がる;有酸素運動―1日30分のウォーキングで、血糖値を下げ、内臓脂肪を減らす ほか)
第5章 血糖値を下げる生活術(ストレスを避ける―ストレスは血糖値を上げる。自分なりの解消法を持とう;笑う・泣く―感情を吐き出すと、血糖値もスーッと下がっていく ほか)
著者等紹介
板倉弘重[イタクラヒロシゲ]
品川イーストワンメディカルクリニック理事長/医学博士。国立健康・栄養研究所名誉所員。東京大学医学部卒業、同大学第三内科入局後、カリフォルニア大学サンフランシスコ心臓血管研究所留学。東京大学第三内科講師、茨城キリスト教大学生活科学部食物健康科学科教授を経て、現職。日本健康・栄養システム学会理事長。日本栄養・食糧学会名誉会員、日本動脈硬化学会名誉会員、日本ポリフェノール学会理事長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。