出版社内容情報
親の墓と仏壇は、自分の墓と仏壇をどうするかという問題でもある。それを考える助けとなる1冊。宗派による違いも解説。
内容説明
僧侶が墓と仏壇の意義、考え方、宗派による違いをていねいに説明。現代の墓と仏壇の種類や現在の状況についてくわしく説明。墓と仏壇をどうするかについて、自分の考えをまとめるきっかけになる。巻末の覚え書きコーナーに書き込んでいくと、自分がどうしたいのか、考えがはっきりとしてくる。
目次
1 僧侶からまず伝えたい 墓・仏壇に対する心がまえ
2 墓を建てる
3 墓じまいと改葬
4 仏壇を選ぶ、祀る
5 仏壇を移す、合祀する、処分する
葬儀・お墓・仏壇についての覚え書きのすすめ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ココアにんにく
1
仏壇と改葬のことが知りたくて読んだ。その部分読みでもよかったが、後学のためにすべて読んでみた。各宗派のお坊さまが書かれているので類似点や宗派ごとの特徴なども知ることができた。仏壇のある家はすくないが、知人宅にうかがった際にお仏壇にお参りする時や法事の時などにも各派の違いなど覚えておくといいことがたくさん書かれていた。勉強になりました。2015/11/20
呑司 ゛クリケット“苅岡
0
自身のことを考えると、次の世代が一人娘なので、墓じまいしかないと思っていたが、そもそもの仏教思想には家の発想が、無いとのことだから、姓が違っても今の墓に入れると知り有難い。仏教は本来自由なモノだと確認出来た。自身の希望は戒名無しの樹木だけと。2021/03/10