内容説明
ここは、バッレビという小さな港町。そんな小さな町でも、奇々怪々な事件がおきるもの。今日もまた、ラッセとマヤのたんていじむしょに、難事件がもちこまれた―ふたりはぶじ、事件を解決できるのか。
著者等紹介
ビードマルク,マッティン[ビードマルク,マッティン][Widmark,Martin]
1961年、スウェーデンに生まれる。教師、教科書の執筆などの仕事をへて、“子どもたちのアガサ・クリスティー”と呼ばれる人気作家に。その作品は20カ国語以上に翻訳されている
ビリス,ヘレナ[ビリス,ヘレナ][Willis,Helena]
1964年、スウェーデンに生まれる。1991年、ベックマン・デザインスクール卒業。児童書、新聞の挿絵画家。絵本作家としても活動している。2006年、絵本『オルガがなげ縄をなげる』で“Kolla!”の銀賞に選ばれる
枇谷玲子[ヒダニレイコ]
1980年、富山県に生まれる。2003年、デンマーク教育大学児童文学センターに留学。2005年、大阪外国語大学(現大阪大学)卒業。埼玉県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那由多
18
シリーズものなんだけど、カフェが可愛くて4巻から入っちゃった。ページ数が少なく、児童書だから、犯人も共犯者も暗号も分かりやすい、しかし面白い。って油断してたら、犯人!!まさかそんな、どんでん返しがあるとは。スウェーデン凄いな。2019/12/08
hnzwd
17
シリーズ第四弾。今度はカフェに来る連続強盗。レジにお金が多い時を狙って犯行が繰り返されることから、2人は内部に共犯者がいるはずだと推理して。。暗号はサクッとわかりましたが、原書だとどうなってるのか気になる。2022/11/24
モルツ
12
図書館の方がブックトークで紹介してくれた本。店員が強盗団に連絡したトリックと、オチが面白い。登場人物の名前と絵が子供には取っつきにくいので、紹介してあげるといいかも。短くて展開が早く読みやすいです。2012/10/29
Midori Matsuoka
5
探偵&推理ものが好きな小学生へのアプローチとなるか?と手に取った一冊。スウェーデン発。 子ども探偵ラッセとマヤが挑むのはカフェの売上金を狙う強盗。内部の者が怪しいのでは?と推理するラッセとマヤが見抜いたショーウインドウの仕掛けとは…。 おばはんには聞き慣れない人物名に四苦八苦してしまった。挿し絵は好き嫌いあるかな…。ユーモアがあるイラストなのでハマると次は!?となるかも。2020/12/05
lovemys
2
息子氏(小2)は1人で読んだのだけど、この結末はどう思ったのかな(笑)ミステリーの結末でなく、男の人が男の人を好きだったってところね(笑)児童書なのに、すごいなー。しかも、そこに誰も何の反応もしていなしね(笑)「だからかぁ~」みたいな感じで終っていたのが思わず笑ってしまった(笑)暗号のところも、原文ではどうなっているのかな?こういうのを翻訳するのって難しくないのかな?なんて、児童書なのに、色々と大人目線で読んでしまった(笑)とても面白く楽しめて、ミステリーも本格的で、読むたびに唸ってしまうシリーズですよ。2014/06/27