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講談社キャラクター文庫
小説ふたりはプリキュア マックスハート

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784063148824
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

2005年2月から2006年1月まで放映していた、プリキュアシリーズ2作目の小説化。日常の中のあわい恋心、会社員としての仕事のあるある、転じて、宇宙の成り立ちや、星への誘い、ひかりのアイデンティティへの悩み、そして戦いのシーンと次々にテーマが変わり、それが最後に見事に集約する展開。
「お花には、妖精さんが住んでるポポ?」ポルンはまあるい頭を回して、ひかりを見上げた。同時に大きな垂れ耳がぴょこんと動く――
モフモフな妖精の感触や、やさしいひかりの声が聞こえるような柔らかい文章から小説は始まる。
何度もビブリスの首筋を狙ったホワイトは、あっさりと逆に首を打たれた。「あ――!」思わずホワイトは倒れ込む。すぐに立ち上がるが、頭がぐわんぐわん揺れるような気持ち悪さが襲ってきた。ホワイトはそれを堪え、今度は足技を仕掛けにいく――
息遣いと体力のかけ具合が自分の体に入ってきて、戦いを読む醍醐味が伝わる。さらに、
「デュアル・オーロラ・ウェーヴ!」
七色の光が二人を包む。その中でなぎさの体を、黒を基調としたコスチュームが覆っていく。胸には薄ピンクの大きなリボン、肩口やスカートの裾には同色のフリルが揺れる――
プリキュアファンなら知っているからと、おろそかになりがちな、プリキュアそのものの丁寧な描写が続き、まるで目の前にプリキュアが降り立ったように頭に画像が浮かぶ。
ここまできた「読むプリキュア」第6弾はじまる!

内容説明

美墨なぎさはラクロス部の新キャプテン、雪城ほのかは科学部の新部長として、活動的な日常をすごしている。ただ、九条ひかりはタコカフェを手伝いながらも、いまだ自分の存在に確信をもてなかった。そんな3人の周辺で、ものが増えたり消えたりする不思議な現象が起きる…。書きおろし小説シリーズ第7弾!

著者等紹介

井上亜樹子[イノウエアキコ]
東京都出身。9月19日生まれ。鐘弘亜樹名義で『魔法つかいプリキュア!』(テレビ朝日系列)の脚本を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

METHIE

7
鐘弘 亜樹先生は本名?の井上亜樹子名義になり、プリキュアの実況で「井上脚本がー」という誤解を招く表現になりそうである。 お話は前作と違って彼女なりの劇場版プリキュアという感じでスケールの大きい話である。2018/02/03

nishiyan

4
後日談のような話が多かったノベライズ版のプリキュアシリーズ。本作は本編中の話のような印象。なぎさとほのか、ひかりたちの周囲でものが増えたり減ったりする現象が起こり、それを解決するために奮闘するという内容。三人の日常はもちろんのこと、ひかりの抱えている不安や、アカネさんと後輩の中尾くんの関係や彼の葛藤といったところが丁寧に描かれている。こういう心理描写があるというのは小説ならではだろう。本作以降はノベライズが刊行されなくなったのは残念でならない。2018/07/22

北白川にゃんこ

2
本編中の一幕という感じか。しかしスケールがデカイ。とにかくデカイ。それも小説もさならではか。2017/11/05

nanairoyagi

1
本編中の流れの途中といった感じ。懐かしい感じがするが、とにかくスケールの大きい話だったとしか。2017/12/13

MS009

1
ここのところ、読みなれない作家の作品を続けて読んだので、箸休め的に慣れ親しんだ系統のブツを。ぶっちゃけ、プリキュアシリーズの中でもMHの印象って一番薄いのです。多分、制作サイドもかなり手探りで作っているんじゃないかと、放映当時の感想を思い出した。そしてこの話はパラレルな展開って解釈でいいのかな?2017/11/30

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