出版社内容情報
密かに想う女性が犯罪者?
山手線の新駅近くで
続けて起こる不可解な事件。
編集者が憧れる女性と関わりが?
有楽町の出版社に勤める星野は山手線で見かける
美女に憧れ「山手線の恋人」と呼んでいた。
星野は、故人の作品を再刊するために娘を捜す過程で
見た顔写真が「山手線の恋人」と似ていることに気づく。
一方、田町-品川間の山手線新駅工事現場近辺での脱線や、
爆破予告などが続けざまに起き、そこにも彼女の影が。
そして捜査にあたる十津川警部を嘲笑うかのように、新たな事件が発生!
「恋人」の正体は? 連続事件の真相とは?
内容説明
有楽町の出版社に勤める星野は山手線で見かける美女に憧れ、密かに「山手線の恋人」と呼んでいた。星野は、故人の作品を再刊するために娘を捜す過程で見た顔写真が「山手線の恋人」と似ていることに気づく。一方、田町‐品川間の山手線新駅工事現場近辺での脱線や、爆破予告などが続けざまに起き、そこにも彼女の影が。そして捜査にあたる十津川警部を嘲笑うかのように、新たな事件が発生!「恋人」の正体は?連続事件の真相とは?
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年、東京生まれ。’65年、『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。’81年には、『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞に輝く。2004年に第8回日本ミステリー文学大賞、2010年に第45回長谷川伸賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
百太
23
有名な十津川警部シリーズ読んでみました。ん゛ーっ。話デカすぎなのにピンとこなくて・・・・。2018/05/18
ビスコ
4
山手線新駅を巡る脱線、テロ予告事件。珍しく殺人事件は出てこない。 真相の規模が大きい割に、物語の量はいつも通り。もう少し長くてもいいんじゃないかな、と思わなくもない。2017/10/05
Ayako
2
安定の十津川警部もの。タイムリーに山手線新駅開業をテーマにした物語だ。事件としては楽しめたけれども、途中これは可能なのか?と思う箇所が…。フィクションと割り切れば、良いのだとは思う。物語とは関係ないが、毎回巻末に載っている西村京太郎記念館の広告が気になる。いつか行ってみたい。2018/04/27
きらり
2
尻切れとんぼだった。その後の活躍を読みたかった。2018/02/10
たかひー
1
★★★ どうしても物足りなさというかご都合主義的なところとかアラのようなものが気になってしまう。動機もうなずけるものではないし。まあ割り切ればいいのだろうけど。2020/07/27