出版社内容情報
人気ミステリ作家庫院薫子のもとに持ち込まれる不可解な事件。転落した“聖女”が衆人環視のなか消失!「死者が蘇ることなんてあると思いますか?」聖信光学院の屋上から元生徒会長・美嘉見麻莉が突き落とされた。転落後、衆人環視のなか姿を消した彼女は3日後の夜、複数の人物に目撃される。学院につたわる聖女伝説どおりに麻莉が復活したと信じる生徒たち。相談を受けた人気ミステリ作家・庫院薫子は、助手の涼川晴人を現地に送る。記憶がつくる物語を鮮やかに解く本格ミステリ。
三門 鉄狼[ミカド テツロウ]
著・文・その他
内容説明
「死者が蘇ることなんてあると思いますか?」聖信光学院の屋上から元生徒会長・美嘉見麻莉が突き落とされた。転落後、衆人環視のなか姿を消した彼女は三日後の夜、複数の人物に目撃される。学院につたわる聖女伝説どおりに麻莉が復活したと信じる生徒たち。相談を受けた人気ミステリ作家・庫院薫子は、助手の涼川晴人を現地に送る。記憶がつくる物語を選やかに解く本格ミステリ。
著者等紹介
三門鉄狼[ミカドテツロウ]
1983年生まれ、2009年デビュー。ライトノベルレーベルでの著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
49
うーん、文体に森さんと京極さんの影響を受けすぎである。キャラクターにもっとアクが欲しい……。2018/02/25
マッちゃま
22
う〜ん…まあ〜なんともこりゃ〜な作品(苦笑)「著者初の本格ミステリ」の帯の文字に期待が高まると共に本格ミステリと云う言葉の意味を自分に問う。本格ミステリと呼ばれるジャンルは大好き…なハズであるが、そもそも本格ミステリと呼ばれる定義など自分では上手く語れない。「不可解な謎が提示され、それが論理的に解かれる事が主眼である物語」なんかなぁ〜とは思っていますが、コレはそうでコッチは違う等の線引きを自分で間違えなく出来るかと言われれば「出来ない」と断言できる(笑)本書を読み終えて感じたのは「プチ◯◯」でした。2018/05/12
yuui
20
うーん、崇拝する生徒に崇拝する教師にさらにそれを崇拝する生徒 で、最後にボス登場みたいな‼︎真実だという熊ってことが無理矢理感があったかな‼︎映像化したら面白いかも☺︎2018/03/19
きょん
16
巻頭に校舎の見取り図があったので、何か目新しいトリックでも?と期待してしまったが残念。S&Mシリーズ好きな人は好きな感じかな。2018/03/07
シアン
11
女子高を舞台にした学園ミステリー。探偵役が認知心理学なる基礎知識を披露するが、なんともややこしい。論理的思考は大好物だけれど、それともまた少し違う気がする。一言で言うならば、惹きつけられる箇所がない。可もなく不可もなくという感じ。あと、本筋には関係ないけれど、生徒会で名前の刺繍入りスカーフを交換するのが慣わしになっている、とあるけれど、翌年からどうなるのだろうと気になって仕方なかった。それを始めた最初の人のスカーフが代々受け継がれていくということなのかな。2018/04/19