出版社内容情報
遊びさえ、本気で挑むのが探偵団！ 美少年シリーズ第七作！
内容説明
生徒会長選挙に敗北し、姿を消した沃野禁止郎。彼の正体を探る美少年探偵団だが、足取りは掴めない。一方、新生徒会は美少年探偵団を非公認組織として危険視し、壊滅計画をたてる。探偵団を守るためには、ライバル校の生徒会長にして遊び人・札槻嘘の力が不可欠と判断した瞳島眉美は、単身、敵陣に赴くことを決意して―？美観とペテンが一騎打ち、美少年シリーズ第七作！団長みずから謎解きに奔走！スペシャルショートストーリー収録。
著者等紹介
西尾維新［ニシオイシン］
１９８１年生まれ。２００２年に『クビキリサイクル』で第２３回メフィスト賞を受賞し、デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さばかん
48
新生徒会長活動記録。 バニーガールに扮して他校へ侵入。 以上！ ティーカップの謎はミステリっぽくてよかった。2017/11/29
シータ
35
今回は話自体はあまり進まなかった。沃野の目的がわかったわけだが、話が大きくなってきたな。髪飾中学での眉美と不良くんのやりとりはもう安定感あるよね。あと長縄さんがいいキャラしてたなw2018/04/15
こげぱん
35
美少年シリーズ第７弾。前回、晴れて（？）指輪学園の生徒会長へと就任した瞳島眉美は副会長である長縄和菜に美少年探偵団の存在を指摘され、存亡の機に抗うべく札槻噓を頼る。しかし必然、沃野禁止郎の話へとなり、何故彼が近隣中学に潜入し生徒会長へと立候補したかという疑問に至る。『D坂の美少年』で明らかに美少年シリーズはパワーアップしたと思う。今作も存分にその魅力が引き継がれている。次回、『緑衣の美少年』も大いに期待。《メモ》胎教委員会2017/10/19
チャコ
31
シリーズ7作目。前作で生徒会長となってしまった眉美の初仕事は、美少年探偵団の撲滅を狙う副会長から探偵団を隠すこと。内容としては次回作への繋ぎといった立ち位置で、大きな進展はありませんでした。キャラの崩壊した副会長と、愛を叫ぶ眉美は見ものです笑。誰もが1度は考える”学校の勉強って将来いったい何の役に立つの?”という問いかけに対するメンバーの回答はどれもシンプルで美しいものでした。キャラの個性がしっかり反映されてて面白い。クズのくせに眉美がすごく良いことを言っています。1番納得出来たのも彼女の回答でした。2018/05/13
ダージリン
29
普段、自らをクズと自称している眉美ですが、冷静な自己分析だなと感心してます(笑)。でも美少年探偵団や学校を大事に思う気持ちがやはり仲間達を惹き付けるのかなと思ったり♪82017/11/26
