講談社文庫<br> さらばスペインの日日〈下〉

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講談社文庫
さらばスペインの日日〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062934671
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

英国情報部員ヴァジニアは秘密情報部課長フィルビーが二重スパイであることを暴こうとする。二人の愛の行方は。イベリアシリーズ完結偽造パスポートで帰国を決意した北都。イギリスの警察網をくぐり抜け、マドリード経由で小さな船の四等船室に潜り込み、祖国を目指す。東京で待ち受けていたのは、GHQら占領軍の取り調べ、ベルリンで運命を共にした記者の尾形、それに……。
第二次大戦のヨーロッパを描いた著者のライフワーク、ついに完結!

さらばスペインの日日(下)
作者自身によるエピローグ


逢坂 剛[オウサカ ゴウ]
著・文・その他

内容説明

偽造パスポートで帰国を決意した北都。イギリスの警察網をくぐり抜け、マドリード経由で小さな船の四等船室に潜り込み、祖国を目指す。東京で待ち受けていたのは、GHQら占領軍の取り調べ、ベルリンで運命を共にした記者の尾形、それに…。第二次大戦のヨーロッパを描いた著者のライフワーク、遂に完結!

著者等紹介

逢坂剛[オウサカゴウ]
1943年東京都生まれ。中学時代から探偵小説、ハードボイルド小説を書きはじめ、’80年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’86~’87年、ギターとスペイン内戦を扱った『カディスの赤い星』で第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひで

11
嗚〜呼終わってもた。長がったけれど、大変面白く読了。2017/02/10

秋乃みかく

9
★★★★☆ イベリアシリーズ遂に完結。さすが逢坂さん!最後は自然な形に上手くまとめたなぁ~。胸を撫で下ろす結末で本当に良かった(^^)でも戦争ってやっぱり嫌ですね…。このシリーズ、またいずれ最初から一気に再読したい!実在の人物もたくさん出てくるので、この時代の歴史にもますます興味がわきました(^^)2016/09/29

tako_machida

3
第二次世界大戦スパイハードボイルドシリーズの最終章。終戦前後なので、スリル有る展開は控え目でしたが、良い感じに着地できたのではないでしょうか!?2016/11/03

Gonta55号

2
イベリアシリーズ完読。第二次世界大戦下のヨーロッパ状況や取り巻く人々がよく理解できました。締めはむりくり感はあるもハッピーエンドでなにより。しかし、逢坂さんの取材力には感服です。2021/09/22

Kyo's

2
前作から読むのに間を空けてしまったので、登場人物を若干名見失いましたが、とにかくイベリアシリーズ読了!壮大な物語で読了には感慨深いものがあります。きっと戦争中は北都みたいな名も知られてない人がヨーロッパで暗躍していたんだろうなと思える。作者はカナリスに思い入れが強かったというのも分かる。ヴァジニアと北都が最初の頃に比べてキャラ変わりすぎかなぁ。あと、女性陣に魅力がないですね。ヴァジニア捕まり過ぎだし、ナオミ嫌われてそう。最後はちょっと消化不良が残りますが、まぁ良かったと思えるラストだったな。2017/11/23

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