講談社現代新書<br> 歴史家が見る現代世界

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講談社現代新書
歴史家が見る現代世界

  • 入江 昭【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062882576
  • NDC分類 209.7
  • Cコード C0220

出版社内容情報

渡米60年、歴史学の泰斗の目に「現代」はどう映っているか? 近代との違いは? 歴史を見る眼を鍛え、今を考えるための必読書!「現代」はいつから始まったのか? 「近代」と「現代」は何が変わったのか? そもそもどのようにして「時代区分」をするのか? 近年、歴史学の潮流は急速に変化してきた。視野の狭い国別の歴史にとらわれて、世界規模で進む大きな歴史のうねりを見逃してはならない。ハーバード大・歴史学部の名誉教授が書き下ろした、「現代世界」を考えるための手引き書。(講談社現代新書)

第1章 歴史をどうとらえるか
第2章 揺らぐ国家
第3章 非国家的存在の台頭
第4章 伝統的な「国際関係」はもはや存在しない
第5章 普遍的な「人間」の発見
第6章 環地球的結合という不可逆の流れ
結 語 現代の歴史と記憶


入江 昭[イリエ アキラ]
著・文・その他

内容説明

いつから「現代」になったのか?それは「近代」と何が違うか?わかりやすい国単位の歴史に惑わされて、地球規模で進行する大きなうねりを見逃してはならない―世界の今とこれからを考えるための必読書!私たちはどんな時代を生きているか。ハーバード大・歴史学部の名誉教授が渾身の書き下ろし!

目次

第1章 歴史をどうとらえるか
第2章 揺らぐ国家
第3章 非国家的存在の台頭
第4章 伝統的な「国際関係」はもはや存在しない
第5章 普遍的な「人間」の発見
第6章 環地球的結合という不可逆の流れ
結語 現代の歴史と記憶

著者等紹介

入江昭[イリエアキラ]
1934年、東京生まれ。成蹊高校卒業後、グルー基金奨学生として渡米。ハバフォード大学卒業後、ハーバード大学大学院歴史学部博士号(歴史学)取得。専攻は米国外交史、国際関係史。ハーバード大学名誉教授。1988年には日本人として初めてアメリカ歴史学会会長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiro

24
本書の中にでてくる「惑星意識と環境問題」というテーマは、非常に興味深い内容でした。本書では、世界という大きなくくりの中で話を展開していますが、これは、身近なことでも言えることだと思いました。例えば、人間は、学校や、職場など、各々のコミュニティに所属していますが、意見の違いなどから発展し、他者と上手くいかなくなってしまうことがあります。その時に「惑星意識」を持っていると、その状況を自分の中で上手く解釈して、そういった事も素直に受け入れることが出来ると思います。それにより、人生をより豊かに出来ると思いました。2019/01/22

mazda

20
「国家の中には、中国のように数千年も存在してきたものもあるし、多数の新興国家のように建国後数十年にすぎないものもある」という記述を読んで、この著者の本をこれ以上読む価値はないな、と思いました。”いろはのい”が間違っているんじゃ、どうしようもないです…。2018/06/18

Francis

15
日本人として初めてアメリカ歴史学会会長に選ばれた歴史家の著書。いまだに否定的に捉えられることも多いグローバリゼーションの進展により旧来の国家主体の国際関係は揺らいでおり、地域共同体の発達や国家・国境を越えた市民同士のつながりにより環地球的結合ともいうべき歴史の流れはもはや止めることができないと言う著者の理想的な歴史観が語られる。トランプ大統領の就任や英国のEU離脱など、著者の理想と異なる現象が世界のあちこちで起こっているがそれでも環地球的結合は不可逆的ということらしい。著者の歴史観にとても勇気づけられた。2018/01/10

びす男

10
期待して読んだが、正直ガッカリ。社会科学を少しでも学んだ人なら知っているような事しか書いていないし、説得力も弱い。「歴史家ならでは」の要素も欠ける。同じ内容なら、伊豫谷氏の「グローバリゼーションとは何か」の方がよほど読んでいて興味深いだろう。人類は一つ、という意識を軸に据えているが、その挫折と成功の繰り返しこそが歴史ではないのか。現代においてそれが達成されつつあり、不可逆とまで言い切るのは甘すぎる気がする。書評書きます。http://niksa1020book.blog.fc2.com2014/05/24

あんころもち

7
グローバルという言葉に辟易している人、グローバル化ということをイマイチ掴めない人が、グローバル化ということを考え直すには読み易い本ではないか。国家の役割が相対化する中で、未だに著者が批判する、大国中心の歴史、外交認識による思考停止が抜けないのは反省したい。ヒト・モノの交流が進む中で、国家がどれほどの役割を果たせるか。テレビや新聞が言い立てるほどなのか。もう一度考えてみたい。2015/01/05

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