出版社内容情報
王貞治かく語りき――超一流だけが知りえる世界とは。
【「一流が一流たる理由」と「プロの極意」がわかる貴重な証言の数々】
田中将大、大型契約の背景とは。
王貞治が川上哲治から学び、金田正一から教えられ、イチローに驚かされたこととは。
広岡達朗「長嶋茂雄を見てください。『どうやって打つんですか?』と聞いても、明確な答えは返ってきません。なぜなら現役時代、彼は無意識でプレーしていたからなんです。そして、これが本物のスーパースターなんですよ。無意識でプレーできなければ一流とは言い難い」
黒江透修「ミスターが四タコだったような日は特に大変でしたよ。遠征先の宿舎に戻ってくるなり、ミスターは全裸になり、僕たちはパンツ一丁になって打撃練習のお手伝い」
高橋善正「王さんと長嶋さんはキャンプでも率先して練習し、紅白戦もオープン戦もフル出場する。ONがあれだけ真剣に練習していたら、誰も手を抜くことなんてできないよ」
【主な内容】
序 章 メジャーリーグと日本野球
田中将大、大型契約の背景 ほか
第1章 王貞治かく語りき
第2章 極意の証言
1 梨田昌孝:コンニャク打法の真実 ほか
2 西山秀二:桑田真澄のコントロール/イチローの究極スイング ほか
3 高橋慶彦:江夏豊の逆算、古葉竹識の器 ほか
4 得津高宏:金田正一監督の遺産 ほか
5 究極を見た打者たち:内川聖一/青木宣親 ほか
第3章 投手という世界
1 小谷正勝:山口鉄也を作った男 ほか
2 高橋善正:澤村拓一と大学野球 ほか
3 スライダーとフォーク:成田文男/上原浩治
第4章 V9巨人とその遺産
1 荒川博:一本足打法のルーツ ほか
2 黒江修透:牧野茂コーチの力 ほか
3 高田繁:ONのすごみ ほか
補論 野村克也の川上哲治論
第5章 達人たちの視点
1 広岡達朗:ヤクルト、西武の優勝の裏で ほか
2 関根潤三:大谷翔平は面構えがいい/根本陸夫との縁
3 村上孝雄:仰木、古葉、長嶋、稲尾…… ほか
序 章 メジャーリーグと日本野球
田中将大、大型契約の背景
日本人ショートはなぜ潰されるのか
第1章 王貞治かく語りき
WBCと日本代表
川上哲治監督の遺産
ボールの中をバットが通り過ぎるように
大石、山田、江夏……伝説の舞台裏
第2章 極意の証言
1 梨田昌孝「監督と捕手のあいだ」
2 西山秀二「マスク越しの視点」
3 高橋慶彦「練習は質より量」
4 得津高宏「打撃の系譜学」
5 究極を見た打者たち:内川聖一/青木宣親/野村野球の後継者/バレンティン
第3章 投手という世界
1 小谷正勝「名伯楽の投手育成術」
2 高橋善正「シュートピッチャーの心意気」
3 スライダーとフォーク:成田文男=最高のスライダーを投げた投手/上原浩治が打たれない理由
第4章 V9巨人とその遺産
1 荒川博「王貞治はいかにして生まれたか」
2 黒江修透「V9巨人の真実」
3 高田繁「ゴールデングラブとGM」
補論 野村克也の川上哲治論
第5章 達人たちの視点
1 広岡達朗「指導者あることの矜持」
2 関根潤三「元祖二刀流の眼」
3 村上孝雄「伝説のスカウトの着眼」
【著者紹介】
(にのみや せいじゅん)1960年愛媛県生まれ。スポーツ紙や流通紙の記者を経てフリーランスのスポーツジャーナリストとして独立。株式会社スポーツコミュニケーションズ(http://www.ninomiyasports.com/)代表取締役。『最強のプロ野球論』『プロ野球の一流たち』(ともに講談社現代新書)など著書多数。
内容説明
「一流が一流たる理由」と「プロの極意」がわかる貴重な証言の数々。田中将大、大型契約の背景とは。王貞治が川上哲治に学び、金田正一から教えられ、イチローに驚かされたこととは。
目次
序章 メジャーリーグと日本野球
第1章 王貞治かく語りき
第2章 極意の証言
第3章 投手という世界
第4章 V9巨人とその遺産
第5章 達人たちの視点
著者等紹介
二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960年愛媛県生まれ。スポーツ紙や流通紙の記者を経てフリーランスのスポーツジャーナリストとして独立。野球、サッカー、ボクシングなどを取材。株式会社スポーツコミュニケーションズ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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